日記抄(5月14日~20日)

5月20日(水)晴れ

 5月14日から本日までの間に経験したこと、考えたことなど。本日は夜、外出するので、早めに投稿する。

5月14日
 横浜駅西口ダイヤモンド地下街の有隣堂がコミックスや子ども向けの本の店舗を構えているコーナーで、若い外国人女性が2人コミックスの本を抱えてこれから買おうとしている姿を見た。これから、どのくらいこのような光景を見かけることになるだろうか。

 同じく西口のカフェでコーヒーを飲んでいたら、プレスリーの”Don't Be Cruel"が聞こえてきた。NHK「ラジオ英会話」で取り上げられたことがある歌である。この番組では時々プレスリーの話題が出たり、口真似が出たりする。

 鈴木光太郎『増補 オオカミ少女はいなかった スキャンダラスな心理学』(ちくま文庫)を読み終える。オオカミに育てられたという2人の少女をめぐる話の相当部分が作り話であったという。以前、林竹二が小学校で「人間について」という授業をする様子を撮影した映画を見たことがあり、その中にこの話が出てきた。林はこの話の大部分を実際にあったこととして授業をしていたのだが、この時代でもこの話を疑わしいとする意見はあったはずである。

5月15日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」では”Millennials"(2000年世代)について取り上げてきたが、日本で言うと「ゆとり世代」とか「平成世代」というのと重なる世代であり、その評価についても重なる部分がある一方で、違うところもありそうである。パートナーのヘザー・ハワードさんの知人であるニューヨークに住む20代の女性の意見として
She talked about how Millennials are often criticized for being lazy and living at home, but how are we supposed to do otherwise, she said, when students are graduating from college with enormous amounts of debt and the bad job market forces many of the to work for low wages or take unpaid internships so they can gain experience?
(彼女の話では、怠け者で親元で暮らしているとして2000年世代は批判されることが多いが、大学生は多額の負債を抱えて卒業していて、さらに就職難のためにその多くが、低賃金労働や、経験をえられるようにと無給のインターンシップを強いられる状況では、一体自分たちは他にどうすればいいというのか、とのことだった。)
という発言が紹介されていたが、日本の同じ年齢層と比較して慎重に検討してみる必要がある。

5月16日
 NHKラジオ「アラビア語講座」で出てきた表現で「ザーリカ ジャーミウン」は「あれはモスクです」、「ティルカ ジャーミアトゥン」というのは「あれは大学です」という意味だそうである。「ザーリカ」は遠くのものをさす男性の指示詞、「ティルカ」は遠くのものをさす女性の指示詞だそうである。そういえば、ヨーロッパの言葉でも「大学」はたいてい女性名詞だったと思う。モスクも大学も人が集まるところなので、同じような言葉になったとのことである。

 同じく「攻略!英語リスニング」では「ジーンズ」の話題を取り上げた。
Jean was a heavy, cotton material that, as one theory goes, came out of the Italian city of Genoa, in the 17th century. The French word for Genoa is Gênes. Hence jeans.
(ジーンというのは、丈夫な木綿の織物で、一説によると、17世紀のジェノヴァで生まれた。ジェノヴァはフランス語でジェーヌ。それを英語読みにしたのがジーンズである。)
 ジェノヴァはコロンブスの故郷であるともいわれ、アメリカとは縁の深い町のようである。

5月17日
 ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC対ギラヴァンツ北九州の試合を観戦する。両者ともに相手のゴールを再三脅かすのだが、得点に至らず緊迫した展開が続いたが、後半に横浜がセット・プレーから途中出場の大久保選手のヘディングで得点し、これが決勝点となって、横浜FCはホームでの今季初勝利を飾った。よかった、よかった。

5月18日
 NHKラジオ「入門ビジネス英語」ではインドネシアの旅行業者を相手に、日本への観光旅行について説明・勧誘に出かける旅行代理店の社員が登場している。彼らのプレゼンテーションは、インドネシア語でselamat siang(こんにちは)というところから始まるが、このように現地の言葉を使うのが効果的だという。続いて、You're not here today to test my Indonesian language skills(今日集まっていただいたのは、私のインドネシア語の実力をテストするためではないでしょうから)と、ユーモアを交えて引き取って、英語に移るという点も巧みだなと思った。

5月19日
 「入門ビジネス英語」でHow about prayer rooms? (祈祷室はどうでしょうか?)という質問が出された。ハラルをめぐる説明の途中なので、その点についてはもうすぐ取り上げますといって、質問への回答を待ってもらうという展開だったが、思い出すのは、ムスリムの外国人と話していて、何気なく、東京にもモスクがあるという話をしたら、どこにあるのだ? ぜひ行きたいといわれて返答に困ったことがある。自分は関心がなくても、宗教についてはきちんと調べておく必要があるのだと感じた経験である。

5月20日
 「実践ビジネス英語」に出てきたSwiftの言葉。
He was a bold man that first ate an oyster. (最初に牡蠣を食べた人は勇敢だった。)
 漱石の『猫』の9で、苦沙弥先生のところに来た天道公平(実は彼の旧友の立町老梅)の手紙に「…始めて海鼠を食い出せる人はその胆力において敬すべく、始めて河豚を喫せる漢はその勇気において重んずべし。海鼠を食らえるものは親鸞の再来にして、河豚を喫せる者は日蓮の分身なり」とあるのは、スウィフトのこの言葉を踏まえたものではないかと思う(漱石一流の磨きがかかっていることも確かだが、それ以上に、漱石がスウィフトをよく読んでいたことの方が敬意を払うのに値しそうである)。
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