日記抄(1月22日~28日)

1月28日(水)晴れたり曇ったり、寒くなった

 1月22日から本日までに経験したこと、考えたことなど:
1月22日
 NHKカルチャーラジオ:文学の世界「風刺文学の白眉 『ガリバー旅行記』とその時代」の第2回の再放送(午前中)と、第3回(夜)を聴く。『ガリバー旅行記』は1726年に初版が刊行され、その後1735年にスウィフトの著作集3巻におさめられたが、両者の内容に違いがあること、本来の題名は『遠くにある諸国への渡航記(Travels into Several Remote Nations of the World)』 であったこと、スウィフトではなくガリバー自身が書いたという体裁になっていることなどが説明された後に、小人国での冒険について語られた。「奇想天外な冒険を繰り広げるガリバーと作者スウィフトの姿が、重なりつつも微妙に離れている」というのがこの作品の基本的な構造であるという講師の原田範行さんの指摘を今後とも忘れないようにする必要がある。

1月23日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」では”Reading in the Digital Age"(デジタル時代に読む)という話題を取り上げている。IT機器と電子書籍の普及がわれわれの読書習慣を大きく変えようとしている。What does it mean to read in the Digital Age? (ものを読むということは、デジタル時代においてはいったい何を意味するのか)というのが、教育関係者たちの議論の核心にあるという。紙の本をゆっくりと考えながら読んでいくという伝統的な読書法のよさを再認識しようという動きもあるようである。

1月24日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」は”Coral Reefs "(サンゴ礁)を話題として取り上げた。Corals are like sea anemones.(サンゴはイソギンチャクみたいなものだ)という。辞書で調べてみると、ただanemoneだけでもイソギンチャクを意味する場合もあるようで、さらにイソギンチャクのそばを泳いでいるサカナであるクマノミをanemone fishというらしい。

1月25日
 早稲田大学で開かれた研究会に出席する。大学構内に、この春定年で退職する先生の最終講義について知らせる立て看板が並んでいるのだが、その中に大学時代の知人と同じ名前があった。同一人物かもしれないし、同名異人かもしれない。学生時代にやっていたことと、講義の題目が違いすぎるけれども、40年以上の年月のうちに本人の関心が変化したという可能性もある。帰宅してから調べてみたが、結論は出なかった。

1月26日
 マージェリー・アリンガム『窓辺の老人 キャンピオン氏の事件簿Ⅰ』については、すでに当ブログで触れているが、その翻訳について一言。この中の「怪盗<疑問符>」に登場するサー・マシュー・ピアリングについて「勅選弁護士」という肩書を与えているのは、barristerの翻訳と思われるが、「法廷弁護士」とするべきであろう。英国の司法制度で弁護士にはbarrister(法廷弁護士)とsolicitor(事務弁護士)の2種類があり、前者が上級裁判所における弁論権を独占していると辞書に説明があるが、それほど大げさに考える必要はなさそうである。

1月27日
 NHKラジオ英会話で"Baa Baa Black Sheep"(メーメー、ブラックシープ)という18世紀英国生まれの有名なわらべ歌が取り上げられた。black sheepには「家族の中の変わり者」という意味もあるが、この歌とどんな関係があるのかは定かではないという。
 Sir Arthur Conan Doyle, The Hound of the Baskervillesの最初のほうで、デヴォンシャーで起きたサー・チャールズ・バスカーヴィルの謎めいた死についてモーティモア医師がホームズとワトスンに説明する中で、サー・チャールズの兄弟が2人いたという。3人兄弟の末のロジャーについて、The third, Rodger, was the black sheep of the family.(3番目のロジャーは家族の中の変わり者でした)と述べられている。ここでは、どうも悪い意味で変わっていたということらしい。

1月28日
 NHKラジオ英会話ではエルヴィス・プレスリーの”Don't Be Cruel"という歌を取り上げた。プレスリーはI knew by heart all the dialogues of James Dean's films. (ジェームズ・ディーンの映画の台詞を全て覚えた)という。ジェームズ・ディーンは3本の映画に出演したのちに、交通事故で若くして死んだが、その3本というのがそれぞれ名作で、しかも『ジャイアンツ』は途中でインターミッションのある長い映画なので、3本といっても大したことだと思う。
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