日記抄(12月10日~16日)

12月16日(火)曇り後雨、寒し。

 12月10日から本日までの間に経験したこと、考えたことなど:
12月10日
 NHKラジオ「まいにちフランス語」でfaire(作る、する…)という動詞を使った次のような文が出てきた。
Elle fait bien la cuisine. (彼女は料理がうまいんだよ。)
 一方、「まいにちイタリア語」の時間では、fare(する、作る…)という動詞を使った次のような文ができた。
 Ho fatto un sogno strano. (私は不思議な夢を見ました。)
フランス語のほうは現在形であるが、イタリア語のほうが近過去で、少し難しい用法を練習していることが分かると思う。

 神田神保町のすずらん通りの檜画廊で、秋山とも子、 石川えりこ タカタカヲリ 「三人三様」展を見た。タカタカヲリさん製作のカレンダーを購入する。

12月11日
 NHKラジオ「まいにちドイツ語」応用編「黒猫イクラと不思議の森」の本日の放送では、オーストリア皇帝フランツ1世の長女で、ナポレオンの2番目の妃となったマリー・ルイーゼが登場した。結婚当時ナポレオンは40歳、マリー・ルイーゼは18歳、その一方で、彼女は身長が167センチしかなかったナポレオンよりも背が高かったという。2人の間に生まれた皇子フランスワ(→フランツ)は利発で美男だったというが、ナポレオン失脚後はウィーンで幽閉状態となり、21歳の若さでこの世を去った。マリー・ルイーゼは1847年に死ぬまでパルマ公国を統治していた。

 同じく「まいにちイタリア語」応用編では衣装家、アート・ディレクターのアリーチェ・アンセルミさんのインタビューを聴いているが、大学卒業後ヴェネツィアの攻防で働いていたところ、ヴェーラ・マルゴットVera Margotという衣装家に出会った、この人物は多くの有名人と交流があり、とくにイタリアのネオレアリスモの映画監督たちと一緒に仕事をした人物であったと語っていた。そこで、ヴェーラ・マルゴットについて調べてみたところ、『ロベレ将軍』(ロッセリーニ)、『山猫』(ヴィスコンティ)、『明日に生きる』(モニチェッリ)、『地獄に堕ちた勇者ども』(ヴィスコンティ)などでスタッフとして働いていることが分かった。ただし、補佐とか助手とかいう地位での仕事なので、よほど注意してクレジット・タイトルを見ていないと気付かない存在であったようだ。

12月12日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」のGraffiti Cornerに出てきた文章:
 Today is the tomorrow you worried about yesterday, but in two days tomorrow will be yesterday.
(今日は、昨日あなたが心配した明日。でも、2日たてば明日は昨日に。)

12月13日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」ではJonathan Swift(1667-1745)のGulliver's Travels (ガリヴァ―旅行記)をトピックとして取り上げた。この番組では物語の概略を語っているだけだが、来年の1月から3月まで「カルチャーラジオ」の「文学の世界」でこの作品について詳しく論じる「風刺文学の白眉『ガリヴァ―旅行記』とその時代」が放送されるはずである。どんな番組になるか楽しみだ。スウィフトについて10月8日の「実践ビジネス英語」ではAnglo-Irish satirist and churchmanと紹介していたが、彼の業績を巧みにまとめていると思う。

12月14日
 「攻略!英語リスニング」でshadowing用に抄出された一節のそのまた一部:
In his third voyage, he makes it to the flying island of Laputa. He aloso goes to Luggnagg, where there are people who are immortal but without eternal youth.
((3回目の航海では、空飛ぶ島ラピュタにまでたどりついてね。それからラグナグにもいくんだけど、この国の人々は永遠の命は持っていても、永遠の若さはもっていないのよ。)
 ラピュタは英語ではラピュータというふうに、第2音節のpuのところにアクセントを置いて発音するということである。Luggnaggの人が不死ではあっても、不老ではないというのは紹介としては不正確で、住民全員がそうだというのではなくて、ごくまれに、そういう人が生まれることがあるということである。我が国の仮名草子「和荘兵衛」には不老不死の国の話が出てくるが、それに比べてスウィフトの方が話が複雑になっていることは確かである。

12月15日
 総選挙の投票率が低かったことについて、投票するほうの有権者の自覚を促す意見が少なくないが、される方の政治家の責任というのも考えてよかろう。政治を魅力的なものにするためにはどうしたらよいか、考えてほしいものである。

 東直己『探偵ホウカン事件日誌』(光文社文庫)を読み終える。北関東に設定された薪谷市という架空の都会を舞台として、探偵法間(のりま)謙一が活躍する異色の作品。何が変わっているといって、相手をほめまくって警戒心を解いていくという捜査の進め方が変わっているのである。東さんの『探偵はバーにいる』シリーズの映画化は見ているが、原作を読んだことはない。これからほかの作品も読んでみようかと思っているところである。

12月16日
 「まいにちフランス語」初級編の「教えてMadame」のコーナーで、「フランス人とチーズは切っても切れない関係ですよね」という講師の久松健一さんの問いかけに対して、パートナーのフロランス・メルメ・オガワさんは
Oui, c'est comme les "tsukemono" pour vous. (はい、あなた方=日本人)にとっての「漬け物」みたいなものです。) と答えていた。とはいうもののCependant, il y a des Français qui n'aiment pas le fromage.(しかし、チーズを好まないフランス人もいます。)とも言っていた。「漬け物」についても同じことが言えるかもしれない。私は、チーズも漬け物も好きである。 
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