語学放浪記(44)

11月12日(水)曇り後晴れ

「2014年の2014」を達成するためには、回数の計算が楽な語学番組を聴くのが一番だと、4月からドイツ語をはじめ、10月からはさらに英語を追加した。動機そのものはかなり外的なものなのだが、新たに英語の番組を聴きはじめると、これが結構面白くて、フランス語、ドイツ語、イタリア語の影が薄くなってきているところがある。それぞれの番組の特徴については、前回にも触れたので繰り返さないが、1か月と少しの間番組を聴き、また11月からは『ラジオ英会話』と『ワンポイント・ニュースで英会話』を聴きはじめたことで、感じたことがいくつかあって、それを書いてみようと思う。

 『まいにちドイツ語』の入門編は、これまでの放送が構文など文法の基本的な枠組みの理解とそのための練習に重点を置いていたのに対し、ドイツの風物の紹介や日常的な会話の基礎などを中心に文化の理解に重点を置いているように思う。どちらのやり方をよしとするかは好みの問題であるが、私はドイツ語については基本的なことを理解するための訓練のほうが有難いと思う。応用編の方はドイツとオーストリアの歴史を取り上げているので、内容的には勉強になるのだが、ドイツ語は少し難しいかなと思っている。
 『まいにちフランス語』の初級編(実際には入門編)は文法の基本的な理解が中心であり、これまで勉強してきたことがどの程度身についているかを点検するのには好都合である。応用編の方は「ファッションをひもとき、時を読む」というあまり私には縁がないテーマではあるが、10月は映画『ポリー・マグーおまえは誰だ?』、11月は小説『失われた時を求めて』と、取り上げる題材が興味深いので、これまた少し難しいとはいえ、何とか頑張ってついていこうと考えている。
 『まいにちイタリア語』は初級編、応用編ともに再放送で、初級編の方は入門編ではない本物の初級編で、その分難しく、応用編はイタリア語のインタビューを聴くという内容なのでこれまたドイツ語、フランス語に比べても難しい内容になっている。そうはいっても、イタリア語の場合は、どちらかというと趣味で聴いているので、多少難しくても聴き流せばいいやと気楽に構えている。

 さて、英語であるが、時間帯で言うと12:25~12:40に『ラジオ英会話』の最初の再放送があり、その後12:40~12:55に『入門ビジネス英語』(月・火)、『実践ビジネス英語』(水・木・金)のこれも最初の再放送があるので、これを通して聴き、その後のそれぞれの再放送もできるだけ聴くことにしている。土曜日と日曜日にこれらの番組の再放送があるのを聴いて、また12:40~12:55に『攻略!英語リスニング』を聴くことにいている。この番組もできるだけ再放送を聴くようにしている。B1レベルの『入門ビジネス英語』と『ラジオ英会話』はこれまでに身につけてきた英語の復習・点検という意味、B2レベルの『攻略!英語リスニング』は自分の苦手な部分を克服するための練習という意味、C1レベルの『実践ビジネス英語』については大まかな理解を目指して聴いている。それぞれの番組を何度も繰り返し聞き、練習することで理解が深まるということはあるのだが、番組を聴く以外の英語(英語以外の言語についても)の学習ができていないのが問題ではないかと思う。講師の先生方のなかでは、『攻略!』の柴原智幸さんの温厚で誠実そうな話し方が好きで、イングランド南西部のバース大学に留学されたというが、イングランドの田舎町の話題などにその片鱗が出てきて楽しく聞いている(楽しんでばかりいてはいけない)。その他の先生もそれぞれの個性を発揮されながら、興味深い番組作りをされているので、飽きが来ない。
 その柴原先生が11月号のテキストでこんなことを書かれている:
「先日読んだ、明治大学の齋藤孝先生の本(『成熟力』)に、太極拳の宗家の先生と対談したことが書いてありました。その武術の大家が、『日本人は教室に来て練習することを練習だと思っているけれども、本来教室は練習の成果をチェックしてもらう場。そこで先生に与えられた課題を次回までに自分でやってくるのが練習だ』ということをおっしゃったそうです。
 私も大学の通訳の授業で『教室で「勉強」しちゃいけないよ。教室は「パフォーマンス」と「軌道修正」の場。「勉強」は家でじっくりやって、その成果を見せてください』と言っているのですが、自分の考えがそうは的外れではなかったと知ってホッとしました。
 同じことがこの講座にも言えるのではないでしょうか。英語を聴いて「聴けた」「聴けなかった」と一喜一憂するのではなくk、そこから課題を見出して自分なりに努力を重ねるのが、この講座の目指す「勉強」ということになろうかと思います。」

 柴原先生が言われているような意味での勉強ができていないというのはどうも困ったことで、まさにそのあたりから「軌道修正」を図っていく必要がありそうである。 
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

tangmianlaoren

Author:tangmianlaoren
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR