日記抄(11月5日~11日)

11月11日(水)曇り時々小雨

 11月5日から本日にかけて経験したこと、考えたことなど:
11月5日
 NHKラジオ『実践ビジネス英語』は今日からLesson 15: A Word to the Wise (助言を一言)というビニェットに入る。登場人物の1人の息子は、海外でのインターン経験を経て帰国、現在はジャーナリズム学部の最終学年にいるが、彼の進路をめぐって意見が交わされるという内容である。
 齋藤秀三郎の『英和中辞典』には、A word to the wise (is sufficient)という語句について、「賢者には一言にて足れり(一を聞いて十を知る)」、『リーダーズ英和辞典』には、A word is enough (sufficient) to the wise. = A word to the wise 「《諺》賢者には一言にして足る」と記されている。これはもともとラテン語の諺ではないかと思うのは、17世紀英国の経済思想家であるウィリアム・ペティ(Sir William Petty, 1623-1687)が1665年にVerbum Sapienti (賢者には一言にして足る)という論文を書いているからである。
 ビニェットの中にIs it true that journalism students are required to write their own obituaries? (ジャーナリズム専攻の学生は、自分自身の死亡記事を書かされるというのは本当ですか?)という問いかけが出てきて、obituaryをめぐる議論が展開されている。死亡記事はきわめて短く要約された伝記なので、読む側にとっては貴重な情報となり、書く側としては慎重にならざるを得ない記事となる。

 11月3日に、桂小金治さんが肺炎のため、川崎市麻生区内の病院で死去されていたことが報じられた。もともと落語家で、その後映画に出演し、ワイドショーの司会者として、またバラエティー番組の出演者として活躍された。わたしにとっては川島雄三監督の作品の常連の1人という印象がつよく、ここ数年にわたり、古い日本映画を上映する映画館でその演技に接しつづけてきた。謹んでご冥福を祈る。

11月6日
 NHKラジオ「まいにちドイツ語」応用編「黒猫イクラと不思議の森」では、ドイツ・オーストリアの歴史上の人物と人間の言葉(それもドイツ語と日本語)が分かる黒猫イクラが不思議の森で出会うという設定で、今回は1679年にウィーンでペストが大流行した際に、酔っ払って道に倒れていたのをペストで死んだと間違えられて死体を埋める濠に投げ込まれ、必死になってバグパイプを吹き鳴らして助け出されたという、居酒屋のバグパイプ(ドイツ語ではDudelsäckeという)奏者のマルクス・アウグスティン(1643-1685)が登場した。彼の作と伝えられる”O, du lieber Augustin! (愛しのアウグスティン)”は、なじみやすいメロディーと愉快な歌詞で、今も歌い継がれているという。そういえば、聞いたことがあるような、ないような。

 『ロビンソン・クルーソー』の作者ダニエル・デフォー(1660-1731)に『ペスト(疫病年代記)』(A Journal of the Plague Year, 1722)という作品があり、これはデフォーがおそらく子どものころに体験したらしい1665年のロンドンにおけるペストの大流行のことを書いている。17世紀はあちこちでペストが大流行した大変な時代であったようである。

11月7日
 『実践ビジネス英語』のQuote...Unquoteで紹介された言葉:
Great discoveries and improvements invariably involve the cooperation of many minds. I may be given credit for having blazed the trail, but when I look at the subsequent developments I feel the credit is due to others rather than to myself.
----Alexander Graham Bell (U.S. inventor, 1847-1922)
偉大な発見と進歩には、常に多くの人間の協力が必要である。わたしは、道を切り開いたとして評価されるかもしれないが、その後の発展に目を向けると、その功績は私自身よりもほかの人たちにあると思う。
 大発見にしろ、大発明にしろ、一人ではできないというのはその通りだと思う。

11月8日
 全国高校サッカー選手権大会の神奈川県大会の決勝戦が行われたのだが、天気が悪かったので、出かけなかった。毎年、観ているので見逃したのは残念である。今年は日大藤沢高校が全国大会に出場することになった。

 NHKラジオの「攻略! 英語リスニング」では、Nazca Lines (ナスカの地上絵)を取り上げている。キャロリン・ミラーさんの読む英語では「ナスカ」の「ス」がthに聞こえるのだが、講師の芝原智幸さんはsと発音している。ナスカはペルーにあり、中南米風のスペイン語ではzはsと発音するはずなのだが、スペイン本国と同じようにthと発音するのには何か理由があるのだろうか。それとも単に私の聞き違いなのだろうか。

11月9日
 今日も天気が悪く、ニッパツ三ツ沢で行われた横浜FC対ファジアーノ岡山の対戦を見に行かなかった。そのためではないだろうが0-2で敗戦。

11月10日
 NHKラジオ「まいにちドイツ語」入門編では日本人主婦の美穂が青空市場をたずねようとしてホテルに地図を忘れてきたため、路上で出会った人に道を訊くという話が展開している。テキストの25ページに市場で売られている果物や野菜が写真入りで紹介されており、ドイツ語ではかぼちゃのことをKürbisというのかなどと楽しみながら眺めていた。

 ぼちぼちと蔵書の整理をしているのだが、吉川英治の『私本太平記』(講談社:吉川英治歴史時代文庫)の3巻が出てきた。『太平記』の現在私がブログに書いている個所と時間的に重なっているので、時々参照してみようと思う。とはいうものの吉川が独自に設定している人物や出来事が多いので、どこまで参考になるかは疑問ではあるが…。吉川が自由な創作を加えることで、面白くなっている部分もあるが、『太平記』固有の面白さが失われているという部分もある。これは彼の『三国志』でも同様なのではないかなどと考えた。

11月11日
 NHKラジオ英会話の11月のテーマはAnimal Lovers (動物愛好家たち)で、30代前半らしいアメリカ人のカップルがペットを飼うことを思いつき、子犬を飼い始めて大騒ぎをしているという話が展開されている。本日は、I was taking a catnap. (私は仮眠していました)という表現と、You must be dog-tired. (あなた、へとへとでしょう)という表現が出てきた。話題にぴったりの表現だねと感心させられた。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:tangmianlaoren
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR