黒雲の言い分

11月5日(水)曇り

 みよ@こたつむりさんのブログ「心のうた|みよ@こたつむりが詠む詩集」には、みよ@こたつむりさんの毎日の心の動きがある時には軽妙に、別の時には重厚に、その時、その時の心の動きに応じて率直に描き出されており、時としてそれがシュールレアリスティックな表現をとって展開され、その発想にアッといわされるときがあって、つねづね愛読している。時々、失礼ではあるが、書かれた詩に、「返し」の詩を書いて、その都度、丁寧なコメントを頂いてきた。

 「黒雲」と題された今日の詩を読んで、雲の気持ちになって詩を書いてみたらどうだろうかと思って、書いてみたのだが、詩の分量が少し長くなり、こたつむりさんのブログのコメントとして投稿するよりも、自分のブログに掲載するほうがよさそうだと思って掲載する次第である。

 黒雲の言い分
いかにも おれたちは
青空が舞台の
この芝居では
悪役で
風という
演出家の
言うがままの
三文役者だ
大根役者と
ののしられても
早く消えてしまえと
やじられても
それはそういう役柄だから
しょうがない

地上を歩く人々は
空を見上げて
日の光がさえぎられ
あたりが暗くなって
雨の気配がするのを
いやがる
あわただしく街を行き交う
彼らの足取りが
妨げられることを
嫌う

だがね
おれたちには雨を降らせ
地上に水を行き渡らせるという
仕事もある
もし、水が多すぎて
洪水になったとしても
それは演出家の責任
おれたちの演技が下手だったせいではない

おれたちは空に浮かび
通り過ぎ
そして消えてゆく
誰が
おれたちの
消えていく姿を
記憶してくれるかを
気にかけながら・・・
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No title

こんばんは。

初めてコメント致します。
何時も訪問して頂きまして有難うございます。

今日の詩はブラボーです!
この様な素敵な詩を書く方とはもう!ビックリしました。
擬人化して面白く分かり易いです。
此れからもこの様な詩が生まれて来たら素敵ですね。
楽しみにしています。
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