語学放浪記(43)

10月4日(土)曇り

 9月29日からNHKラジオの新しい語学放送番組が始まり、最初の1週間が終わろうとしている。その中で、「まいにちドイツ語」(入門編・応用編)、「まいにちフランス語」(初級編・応用編)、「まいにちイタリア語」(初級編・応用編」、「入門ビジネス英語」、「実践ビジネス英語」、「攻略!英語リスニング」の6番組を聴いていく予定である。今回から英語の番組を増やしたのは、2014年にいろいろなことを2014積み重ねていくという趣旨の一環として語学番組を聴いているが、これまでのところでは達成がおぼつかないので、数を増すために始めてみるというのが真相である。

 さて、前期の番組ではドイツ語、フランス語、イタリア語ともにCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のA1(日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやり取りができる)のレヴェルを参考にして作成しているという触れ込みであったが、後期になると(再放送が多いこともあってか)この断り書きがなくなっている。ドイツ語については、入門編が2012年4月~9月の再放送で「きっと新しい私に出会える”おとなな女”のひとり旅」、応用編が新作「黒猫イクラと不思議の森」で、前者は前期と同じレヴェル、後者は木曜日にドイツとオーストリアの歴史上の人物と黒猫イクラの対話、金曜日にその歴史上の人物についての関連する文献を読むという内容である。木曜日の対話はそれほど難しいとは思わないが、金曜日の文献を読む方は歯が立たない感じである。

 フランス語の月曜日~水曜日の番組は2013年4月~9月に放送された「Pas à pas~転ばぬ先のフランス語入門」の再放送で、すでに聞いたことがある。「初級編」となっているが、だいたいフランス語の番組は「入門編」ではなく「初級編」と銘打っていることが多いので、前期の「入門編」よりも格段に難しくなったという感じはない。「応用編」は新作で「ファッションをひもとき、時を読む」は、12月までの放送の予定だそうで、ファッションには興味はないが、すでに述べたように映画の話が出てきたりして、聞きごたえがある。10月3日の放送ではジャック・ベッケル監督の『偽れる装い』(1945年)に言及されていて、講師の芳野さんが端倪すべからざる映画愛好家であることの一端を見せられたような気がした。私はジャック・ベッケルが好きなのだが、この作品は見ていないのである。

 イタリア語の初級編「サンタとグイードの物語」は2013年10月~2014年3月に放送された番組の再放送で、こちらはその名の通りの初級編で、入門編を聞いていないとついていけない内容である。ごく最近に聞いていた番組なので、かなりの部分を理解できるが、そう思って油断しているとろくなことはないので、気を引き締めて勉強していこうと思っている。応用編の「インタビューで学ぼう! イタリア語」も2014年1月~3月に放送された番組の再放送で、こちらはかなり苦労させられた記憶があるが、何とか頑張ってついていこうと思っている。

 以上3言語について、応用編は例によってかなり難易度にばらつきがあり、CEFRで言うとA2(日常生活での身近な事柄について、簡単なやり取りができる)からさらにもっと上までいろいろ提供されてきて、正直まごまごすることがあるのだが、これまで通りその中ではフランス語に力を入れて取り組んでいこうと思っている。

 英語については、上記3言語と違って市販されているテキストにその番組のCFERのレヴェルがはっきり記されていて、「入門ビジネス英語」はB1(社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる)、「攻略!英語リスニング」がB2(社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる)、「実践ビジネス英語」がC1(広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる)ということである。こうやって3つの番組を聴いていると、だいたい自分の実力が分かるから恐ろしくもあるのだが、そんなことを言わずに努力を重ねるべきであろうと思っているところである。

 私の場合、4言語それぞれ学習歴があるから、復習という意味で番組を聴いているのだが、新しく始めようという方は、どれか1つ、あるいは英語ともう1つの言語というふうに、対象を絞っていく必要があるだろう。過去の経験から、最初の1週間は聞かなくても何とかなるから、これからでも間に合うと思う。英語をさらに勉強しようという方は、御自分のレヴェルを見極めて適切な番組を選ぶことが重要だが、連続する2つか3つのレヴェルの番組を聴いてもいいのではないかと思う。特に聞き取りについていうと、何度か聞いているうちになんとなくわかってくることがあるから、1度聞いただけの印象であきらめないことも大事である。
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