外国語を学ぶということ

1月29日(火)晴れ

 昨日(1月28日)の『毎日新聞』夕刊の「特集ワイド」は「韓流ブーム続く中 朝鮮語学者の嘆き」として大阪外国語大学で長く朝鮮語を教え、現在も月に1度「ハングル塾つるはし」を主宰して、朝鮮語を教えられている塚本勲さんについて取り上げている。執筆者の鈴木琢磨記者は塚本さんの教え子だったそうである。

 大阪市生野区生まれで、京都大学で言語学を専攻し、日本語の起源に興味をもったことから朝鮮語の学習を志し、京都の朝鮮中高級学校で日本語とロシア語を教えながら、1世の教員から朝鮮語を学ばれたという。23年の歳月をかけて『朝鮮語大辞典』を編纂、ベストセラー『ユンボギの日記』を翻訳、金芝河の詩を日本に紹介するなど先駆者としての道を歩まれてきた。78歳、7年前に脳こうそくで倒れたというが「まあ、どんなきっかけであれ、朝鮮語を学ぶ裾野が広がったのはよろしいが、もっとまともな取り組みがあってええんと違いますか。そもそも大学は学問するところでしょ。それなのに韓国人の会話の先生ばっかり集めとる」と、舌鋒は鋭い。

 近年、語学の学習はできるだけ早期に取り組むことが強調されているようであるが、塚本さんの例は学校を出た後の自覚的な努力が重要であることを物語っている。これは語学に限らないことかもしれないが、継続と反復の必要な語学の場合特に言えることではないか。と同時に、現実の問題に対する対処を怠らないことの必要も示唆されている。

 シャーロック・ホームズの言葉を引用すれば、Education never ends, Watson. (The Red Circle)
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