百歳を超えた伯母に

7月10日(水)雨が降ったりやんだり、台風が近づいている

 昨年の12月28日の当ブログで「百歳を超えた伯母に」という詩を投稿したが、その伯母がとうとうこの世を去った。昨年、書いた詩に少し手を加えて改めて発表することで、伯母の冥福を祈りたい。

 百歳を超えた伯母に
百歳を超えた
私の伯母は
とうに亡くなった
実の弟である
私の父と
甥の私の
区別がつかなくなっている
そして
次郎は禿げた、
はげたといって
帽子をかぶれと
世話を焼く

区別ができないほど
私と父の
顔が似ていると
父と私は
おたがいに思っていなかったのだが、
伯母には
よく似て見えるらしい。

会社の役員をしていた父は
六十歳を過ぎて間もなく
現役のまま亡くなり
私はというと
定年を過ぎて、
まだ何とか生きていて
間もなく七十歳になる。
禿げているのは
父よりも長生きしたからで
長生きしたからといって
いいことばかりではないかもしれないが、
禿げた、禿げたと
心配しているご本人のほうが
もっと長生きして
いいことも悪いことも経験しているはずだ。

いいことも悪いことも
あるとはいっても
元気で長生きするのは
いいことに違いない
今年もあとわずか、
来年もしっかり
いきぬいてほしい。

残念ながら、願いはかなわなかったのだが、それでも長寿ぶりをうらやましく思う気持ちがどこかにあり、これからもたぶん、どこかで私のことを見守っているのだろうという気がする。幸か不幸か、まだ仕上げていない仕事もあるし、伯母の生前の期待に応えるべく、努力を重ねて生きていきたいと思う。
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