日記抄(7月2日~8日)

7月8日(火)晴れ

 リフォームが一段落して、元の住まいに戻ることになった。新しい環境のもとで、どうも手間取ることが多く。引越し前後の動きと、この間に考えたことについてごくごく簡単に書いておくことにしたい。

7月2日
 まいにちフランス語の時間でフランスでは、どんなスポーツが人気があるのかという話題が出てきた。一番人気があるのはサッカーで、次にテニスとサイクリングであり、フランスの南部、特に南西部ではラグビーも人気があるという。女性は体操やジョギングをすることを好むというが、スポーツの人気といっても、「する」ことと、「見る」あるいは[応援する]というのと、2種類の人気があるのではないか。ツール・ド・フランスの熱狂はサイクリングを「する」ことの人気と無関係ではないだろうが、全く同じものではないだろう。ペタンクの話題が出なかったが、最近はあまり人気がないのか、あるいはスポーツではなくただの遊びだと考えられているのであろうか。

7月3日
 まいにちドイツ語応用編で自動詞の受動態の例が取り上げられた。
Heute wird in meiner Firma auch gearubeitet. (今日も会社では仕事があるんだ。)という文では動作主が示されず、主語もない。大学時代、第二外国語としてドイツ語を勉強したときに、こういうことを教えられたという記憶が欠落している。ただ単に、私が怠け学生だったというだけのことかもしれないが、日常会話で使われている表現には、文法的に考えると難しいものが少なくない。外国語の学習で会話と文法のどちらを重視するかという議論をする人がいるが、そういう二分法的な思考では十分な解決は得られないのではないだろうか。

 まいにちイタリア語応用編に出てきた表現
Penso che sia troppo diffiile. (難しすぎるのではないかと思います。)
そういうことは少なくない。

 前田英樹『民俗と民藝』(講談社選書メチエ)を読み終える。昨年に刊行されたときに購入して、その後途中で読書作業を中断したりしていた。柳田国男と柳宗悦について対比的に論じた書物であるが、2人の世代や環境の違いにもっとこだわって議論を展開した方が面白かったのではないか。

7月4日
 アメリカの独立記念日。外国のことだといってしまえばそれまでだが、どうも影が薄くなっているような気がする。

 4月のフランス語、5月のラテン語、6月のドイツ語に続いて、7月はイタリア語の学習に励むつもりで関口英子 白崎容子『名作短編で学ぶイタリア語』を購入した。白崎さんは4月からまいにちイタリア語入門編の講師をされているので、ちょうどいいかもしれない。しかし、眺めてみたところ、最初の方は易しく、面白く読めるとはいうものの、最後の方になるとタブッキのかなり難しい作品が取り上げられていたりして、そう簡単に読みこなせそうもない。

7月5日
 体調が悪く、食欲もないのに、テレビのスポーツやグルメ番組ばかり見ている。どういうことであろうか。

7月7日
 NHKBSプレミアムで市川崑監督の『太平洋一人ぼっち』を見る。1962年に日本人として初めてヨットで太平洋を横断した堀江青年を石原裕次郎が演じ、横断航海の苦闘の描写の合間に、航海に出かけるまでの経緯や、周囲の人々との葛藤が回想場面として挿入されている。裕次郎というスターが主演していることでどうも現実性が希薄になってしまっているのではないかと思う。田中絹代が演じている母親が印象に残る。今年は私にとって田中絹代再発見の年になってきたような気がする。

7月8日
 引っ越しを終える。狭い住まいに多すぎる荷物。これからどうするか。 
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