Les senbei

3月19日(水)晴れ後曇り

 本日放送(厳密にいえば再放送)されたNHKラジオ「まいにちフランス語」初級編「百合のFranceウォッチング」の第69回を聴いていて考えたことが2つある。

 フランスで暮らす日本人にむかって、フランス人がIl y a qulque chose du Japon qui te manque en France? (フランスにいて、日本のもので何か欲しいと思うものはある?)と尋ねると、いくつかあげる中に、les senbeiがあった。フランスのお菓子には塩味のものがないので、こういうものが食べたくなることがあるのでしょうと講師の藤田裕二さん(玉川大学教授)がコメントしていたが、これは藤田さん自身がフランスに滞在しているときに感じたことであろう。les senbeiと複数になっているのは、せんべいを1枚しか食べないということはあまりないということであろうか。

 その一方で日本のものをフランス語でどういい表わすかというコーナーで、せんべいをle biscuit sale (塩味のビスケット)と訳していた。塩せんべいはこれでいいのかもしれないが、せんべいにはいろいろな種類があって、それぞれに対応した訳し方をする方が親切ではないかと思った。

 昔、ある人にお歳暮としてあられの詰め合わせを送ったら、「おせんべいを有難う」という礼状を受け取ったことを思い出す。子どものころからどのようなお菓子になじんでいるかによって、お菓子についての認識は異なる。子どもの頃に、母がかき餅を焼いたり、あられを炒ったりして食べさせてくれたことをなつかしく思い出すのだが、育った地方や年代によってこの種の思い出は異なる。おかきとせんべいを区別する人もいるし、いない人もいるだろう。

 もう1つ、気になったのはen deux mots(簡潔に言うと、一言で)という表現で、文字どおりに訳すと「二言で」(motは「語、言葉」)ということになる。英語ではin a word(一言で)だが、他の言語ではこういうときに「一言で」というのか、2つ以上の数字が入るのか、調べてみたいと思っている。あまり数が多いと、「簡潔に」という意味にふさわしくなくなってしまうのではあるが・・・。
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旬な話題、お煎餅

いつも楽しく拝見させていただいております。
また、フランスに住みながら不慣れでまったく進展のないフランス語を勉強させていただき、この場をお借りして御礼申し上げます。学校探しに苦戦しておりまして・・・

さて、今日は「お煎餅」の話題が出ました。
「ジャポネ」とかなんとか言って、スペインでお煎餅はつくられているのでフランスにも入っているのですが、なんとも美味しくないですし、塩気ゼロ。食べられません。

食事もデザートも日本では一年分の量だと思われる小麦、砂糖の消費量はここでは数か月でクリア。甘いものというより塩気の足りないものをこれだけ摂取してフランスからよくぞ哲学者が出たと不思議に思ったりもするのですが、それくらい甘いもの(といってもお菓子などは甘さ控えめで上品な味)が多いので、ある瞬間に「お煎餅」が頭を占領しだしたら一大事です。憑依されてしまうとお煎餅探しの旅に出るほどです(笑)

それと-en deux mots(簡潔に言うと、一言で)という表現で、文字どおりに訳すと「二言で」(motは「語、言葉」)ということになる-の件ですが、そんな表現があるんだと新たな発見に早速メモを取りました。フランス人って沈黙を恐れるのか言葉が多いひとたちですから、一言では済まないことを知っていて、でも二言くらいで終わらせてね~と希望が織り交ぜてあるような気がして、面白いと思いました。どの言語もその国の文化や人種の気質を物語っている部分があるので、日本語では有り得ない表現が多々ありますし、逆に日本にはある「侘び寂び」など頭でわかった風でも日常を見ていると程遠いことなんてよくあります。

特にフランス語については学ばれようと思われた動機といいますか、きっかけがあればぜひお聞きしたく興味を持ちました。

いつも楽しみにしています。
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