雪国に続く道

3月9日(日)晴れ

 所用で出かけていて、更新が遅くなってしまった。人生のなかで、起点と終点にはかかわりをもったが、その途中の道のりにはあまりかかわっていないある国道についての詩を書いてみた。

 雪国に続く道

雪国に続く国道の
起点近くを歩く
そういえば、
終点近くを
歩いたこともあった

川には水源と
河口があるが
それは自然の成り行きで
水源と河口の姿は違う
道路の起点と
終点は
人間が勝手につくったもので
そのありようは似ているといえば
似ているし
似ていないといえば似ていない

今、雪国では雪が少ないというが、
そこに行くまでの
峠道は雪で大変だろう
この間珍しくも
都会に降った雪の
かすかな痕跡をたどりながら
この道の終点の
雪国で暮らしていたころの
大雪の思い出を振り返る

道は人間が
勝手につくったものだといっても
この道も昔からの旅人たちの
足跡の集まりで
足跡には
さまざまな思いが重ねられている

その道を
ずっと歩いていけば
ところどころで
足が重くなるかもしれないが、
今は
さしあたっての用事を片づけるために
急ぎ足で通り抜けていく

起点と
終点だけに付き合って
あとの道のりは
付き合わなかった
国道の一部分だけを歩きながら
人生を振り返る
何か省略してしまったものが
ないか
あらためて考え直す
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