新聞から

1月14日(月/成人の日)雨が雪に変わる、成人式の若者には気の毒な空模様である。

 『毎日新聞』から:

川柳
 辞書引いて書いた字なぜかでかくなる(川越・麦そよぐ)
  身に覚えがある。
 人間に比例したよな異常気象(福岡・猫懐)
  正比例か、反比例かと一応とぼけてみる。

「書物の海を渡れ 東北へ」(赤坂憲雄)
 遠野物語の内容が一地域の伝承ではなく、もっと広い世界の人々の共通の原風景となっていることを説く。この記事にも登場する物語のインフォーマントである佐々木喜善の『聴耳草紙』に出てくる話を子どものころに聞いた記憶がある人間としては、いろいろと考えさせられる。

全国都道府県対抗女子駅伝で神奈川県優勝。住民としては嬉しいニュースである。

東直子さんの「命の歌を読む」は、「冬の動物」を取り上げているが、その中で辺見じゅんさんの
 惜命と名づけし父の杖ありて 小春日の蝶とまらせてをり
という作品を取り上げて、「杖に名前をつけるとは粋な父だが、杖を使い始めたことで命が終わる日が近づいたと悟った切なさも滲む。寒い冬の小休止のような小春日に舞い出て陽射しを浴びる蝶が、杖の主の変わりに「宿命」の心を味わっているようである」と評している。
 辺見さんの父親というのは角川書店の創業者で国文学者・俳人でもあった角川源義(1917-1975)であり、このことを知っているかいないかで歌の理解がかなり変わってくる。多面的な個性の持ち主であった父親を偲ぶ歌の、個性を切り捨てて、より普遍的な性格を見出そうとしている論評である。
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