日記抄(12月18日~24日)

12月24日(火)晴れ後曇り、比較的温暖

 例によって12月18日~24日の間に身の回りで起きたこと、考えたことなどについて簡単にまとめていく:

12月18日
 前日に続いてテレビ東京では『タワーリング・インフェルノ』を放映した。この映画にはかつてTVの人気シリーズ『ナポレオン・ソロ0011』で主演したロバート・ヴォーンが高層建築の建設を推進する上院議員の役で出演しているが、この番組の前の時間帯に放映される『NCIS2』に『ナポレオン・ソロ』でソロの相棒のイリアを演じたデヴィッド・マッカラムが出演しているという組み合わせが何となく面白かった。ロバート・ヴォーンはこの映画の当時まだ若く、デヴィッド・マッカラムはすっかり老人になってしまっているという時代のずれはあるのだけれども。

 『NCIS2』でデヴィッド・マッカラムが演じている鑑識医は英国のパブリック・スクールであるイートンをでて、エディンバラ大学で医学を学んだという設定になっている。エディンバラ大学は現在でも『タイムズ高等教育版』の世界の大学ランキングで39位にランクされているほどの名門大学である(日本でこれ以上の順位を与えられているのは東京大学だけ)が、伝統的に医師の養成で知られてきた。シャーロック・ホームズの生みの親であるコナン・ドイルがこの大学で医師になるための勉強をしたことは有名である。あるいは、作者の念頭にこのことがあったのかもしれない。

 『マツコ&有吉の怒り新党』でマツコが病院で受け付けの第1番になりたいともって朝早く出かけるのだけれども、まだ前で待っている人がいる。もっと早く出かけてもまだ駄目だ・・・という話をしていたのがおかしかった。いつも病院で一緒になる人が来ないので、病気になったのではないかと心配した・・・というのは笑えない笑い話である。

12月19日
 『まいにちフランス語 応用編』の「作家とともにパリ散歩」ではゾラの『ボヌ―ル・デ・ダム百貨店(Au Bonheur des dames)』の一部を取り上げて、パリにおける誕生まもない頃の百貨店の様子を覗いた。フランスでデパートが出現したのは第二帝政期だそうだから、150年を超える歴史があるのである。

 NHKカルチャーラジオ「文学の時間」『むかしがたりの楽しみ 宇治拾遺物語を繙く』⑫「運命の岐れ道」は夢をめぐる説話を取り上げていた。どういう夢を見るかということよりも、夢をどのように解くかのほうが重要だというのは、少し条件を変えれば現代にも当てはまる話であろう。

12月20日
 『まいにちフランス語 応用編』ではプルーストの『失われた時を求めて(À la recherche du temps perdu, 1913-1927)』から行商人の呼び声について触れた個所を取り上げた。呼び声の間の取り方がグレゴリオ聖歌を思い出させるという類比が独特のものである。

12月21日
 終日、家にいた。

12月22日
 フィギュア・スケートの織田信成選手は織田信長の子孫だそうだが、織田氏は福井県の織田町にある剣神社の神官の家柄であったといわれる。織田町は「おだ」ではなく、「おた」と読む。内田百閒の『阿房列車』に金田一という駅を通ったところ、「きんたいち」と平仮名表記されていたので、自分が使っている金田一(京助)の辞書をこれからは「きんたいち」の辞書と呼ぶことにしたという個所があったと記憶する。百閒らしいユーモアだが、地名と人名では別の呼び方をするのだと割り切った方がいいのではなかろうか。

12月24日
 そごうの中の紀伊国屋で本を買おうと思ってエレヴェーターに乗ったら、中国人らしい男女の集団が私のあとからがやがやと乗りこんできた。ことばがよくわからない外国でエレヴェーターに乗るのはちょっと勇気がいることで、誰かが乗りこむとそのあとを慌てて追いかけるということになるようである。そういえば、日本やアメリカでは1のボタンを押せば1階、2を押せば2階に止まるが、英国では1階をGround Floor、2階を1st Floorというので1を押すと2階に行ってしまう。Gを押さなければならない。わかっていても、ついつい間違えることはある。自分でも間違えたことがあるので、えらそうなことは言えない。
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