日記抄(12月10日~16日)

12月17日(火)晴れ後曇り

 12月11日~17日の間に起きた出来事と考えたことについて簡単に:

12月11日(水)
 テレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』で秋田県の佐竹知事が無類のネコ好きであるという話が取り上げられていた。テレビ番組で話題として取り上げられるというところがどうも感服する。毒舌家の2人もただただあっけにとられている感じであった。

12月12日(木)
 NHKラジオまいにちフランス語応用編ではバルザックの『ランジェ侯爵夫人』La Duchesse de Langeais(1834)からパリのフォーブール・サン=ジェルマンle faubourg Saint=Germainというパリの貴族街について述べた個所を取り上げていた。この地区が開発され始めた18世紀には広い館と庭園を作ることが可能であったので、貴族が邸宅を構えるようになった。そして貴族的な生活習慣の発祥地となっていったという。現在ではパリ7区、アンヴァリッド界隈の官庁街となっているが、国民議会はかつてのブルボン公の邸宅、首相官邸になっているマティニョン館も貴族の館であったそうである。江戸時代の大名屋敷が姿を消し、門や庭園だけが残っている場合があるというのと大変な違いである。

12月13日(金)
 まいにちフランス語応用編ではネルヴァルの『散歩と回想』Promenades et souvenirsから「拡大するパリとモンマルトルの丘」について述べた個所を取り上げていた。この丘の上に建つサクレ=クール寺院は普仏戦争での敗北とパリ・コミューンの制圧後の王党派が優勢を占めていた政治状況の中で19世紀にフランスが犯した罪を償うために建てられたものであるが、現在ではノートルダム大聖堂に続いて2番目の観光客数を誇っているという。その来歴から一度もいったことがないというパリジャンも少なくないらしい。

12月14日(土)
 終日、家にいた。

12月15日(日)
 横浜駅西口のムービルで『ヨコハマ物語』を見る。午前中だけの上映である。みなとみらいを舞台にする場面が多いのに、みなとみらいの映画館では上映していないというのは奇妙なことである。この作品についてはそのうち取り上げてみたいと思う。

12月17日(火)
 ピーター・オトゥールの訃報を聞いたと思ったら、今度はジョーン・フォンテーンが亡くなったという知らせが届いた。こちらの方がだいぶ先輩である。アカデミー賞を受賞するのも、亡くなるのも姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドよりも先になってしまった。姉妹ともに東京生まれである。アカデミー賞を受賞した『断崖』は見ていないが、見た作品のなかでは『ジェーン・エア』が印象に残っている。

 テレビ東京で『タワーリング・インフェルノ』の前半部分を放映したのを見た。この映画が製作されてから30年以上の年月がたっているが、高層建築の工事の過程での手抜き(というか、より安価な部品へのすり替え)の問題など、意義を失っているようには思えないところがある。その一方でITがオフィスの様子をずいぶん変えてしまったのだなと、映画の筋を離れたところで社会の変貌ぶりを実感した。
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