日記抄(11月27日~12月3日)

12月3日(火)晴れ

 ブログを更新しないまま、日をまたいでしまった。11月27日(水)~12月3日(火)にかけてであった出来事、考えたことなどを手短に記していきたい。

11月27日(水)
 水曜日というと、この番組の話題ばかり取り上げていると思われるかもしれないが、1週間の中で楽しみにしているTV番組が他を見渡してもあまりないので、やはりこの番組を取り上げる:テレビ朝日の「マツコ&有吉の怒り新党」で流行語大賞の話題が出てきた。その流れで、夏目三久さんが「ジェジェジェ」、有吉が「倍返し」、マツコ・デラックスが「お・も・て・な・し」を口にした。お持成しを「表なし」と取り違えるのはおっちょこちょいの極みかもしれないが、はたして、「表なし」がマツコの場合、何を意味するのであろうと気をもんでいた。この3人が「今でしょう」を口にしなかったのも、番組の性格を示すものではなかろうか。(それはそれでいいのである。)

11月28日(木)
 NHKカルチャーラジオ「文学の時間」『むかしがたりの楽しみ 宇治拾遺物語を繙く』「いかさま上人」では即身成仏をすると宣伝して、実行できない僧の説話が取り上げられていた。その当時の信仰からすれば即身成仏は有難いことかもしれないが、現代の人情から考えるとまだ生きていられるのに自殺を強いられるのは困ったことである。実は、当時にあっても死にたくないという気持ちは強かったのかもしれない。説話の筆者は事実を出来るだけ忠実に記して、判断を読者に委ねている――そこに説話の特徴があると考えてよいのではなかろうか。

11月29日(金)
 NHKラジオ「まいにちフランス語」の時間で、パリ・コミューンの末期に放火されたパリ市庁舎の焼け跡を訪れたエドモン・ド・ゴンクール(兄)の日記が取り上げられた。放送の息抜きの時間のコーナーで有名なシャンソン「さくらんぼの実る頃」のメロディーが流された。この曲の詞は19世紀後半の指導的な社会主義者であったジャン=バティスト・クレマンが書いたのだが、そのことについては触れられなかった。11月30日の当ブログでも触れたが、1980年代に放送された林田遼右さんのまいにちフランス語の時間では、クレマンと彼のパリ・コミューンとのかかわり、そして「さくらんぼの実る頃」について詳しく取り上げられたことを思い出す。
 わたしが好きな歌3つ:「さくらんぼの実る頃」、「アイルランドの瞳が輝くとき」、「愛のロマンス(禁じられた遊び)」。

12月2日(月)
 蔵書の整理をしていて、高橋哲雄『ミステリーの社会学』(中公新書、1989)を発見する。著者は経済学者である。ミステリーを近代的「気晴らし」の手段ととらえ、そのスポーツの類似性に着目しているのは、鋭い洞察だと思う。

12月3日(火)
 109シネマズMM横浜で『風俗行ったら人生変わったwww』を観る。観客数きわめて少なし。脇役で出ている松坂桃李がカッコイイという女性観客の声あり。このような観客層と、物語の展開を考えると、題名が悪すぎる。その後、渋谷に出て、イメージフォーラムでポーランド映画祭2013の一環で上映された『沈黙の声』を観た。こちらは上映時間ぎりぎりで入場したこともあり、空席を探すのに苦労した。ポーランド映画の「幻の傑作」だそうだが、映画が前提としている<戦後>体験を共有できない人間には分かりにくい作品ではないかと思う。
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