風が強く吹いている

1月3日(木)晴れ後曇り

 1月2日、3日と近くの三ツ沢球技場に第91回全国高校サッカー選手権を見に出かけたので、箱根駅伝はTVで途中までしか見ていない。予選会から勝ち上がった日体大の優勝は、後から知った。選手1人1人がそれぞれの力を発揮した結果であろうが、特に山登りの5区と、山下りの6区の選手が起用に応えたことが大きかったのではないか。箱根駅伝を走るためには20キロを1時間前後で走る実力の選手を10人以上そろえることが必要であるが、その中で特定のコースに強いという個性も求められるのである。
 それで、三浦しをんさんの小説を映画化した『風が強く吹いている』を思いだした。映画を見た後で、原作小説も読んだ。現実には起こりそうもないような設定のストーリーではあるが(実際の駅伝では風が強く吹かない方が選手は走りやすいだろう)、それだけに純粋な感動を覚える。映画を見た後で書いた詩があるので、紹介したい。

 風が強く吹いている

10人がここにいる
同じ合宿寮にいるのが
不思議なほどに
一人ひとりが違った
10人がいる。

司法試験に通ったやつ
煙草の煙の中で発明に取り組むやつ
アフリカからの留学生
双子
元神童(惜しむらくは世間が狭すぎた)
クイズに夢中のやつ
漫画の山にうずもれているやつ
そして高校駅伝の選手だった2人

10人がたすきをつないで
箱根を走ろうとする
無謀な冒険に見えるが
可能だと信じるやつがいて、
たすき以前に
一人ひとりの
努力と夢がつながりはじめる。

記録が伸び、
本戦が近づく。

正月の箱根に 大手町に
風は強く吹くだろうか。
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