里中哲彦『英文法の魅力』

12月30日(日)

 里中哲彦『英文法の魅力』(中公新書)を読み終える。10月5日に買って読み終えるまで3カ月近くかかったのは、一問一答式というこの本のスタイルのためもあるが、途中で本がどこかに紛れ込んで見つからなかったためで、著者よりも読者である私の責任によるところが大きい。

 『英文法の魅力』という表題であるが、むしろ英語に接するうえでぶつかるいろいろな問題について具体的に説明する内容になっている。「あとがき」で著者が書いているように、文法についての質問が多かったのでこの題名になったというのは本当のことであろう。

 したがって体系的に文法を概観した本ではないから、どこから読んでもよいし、何度も読み返す方がよい本である。「ベースボールは『タッグ・アウト』▹▹▹野球は『タッチアウト』」とか、「パンの耳」とか雑学として楽しい内容も少なくない。繰り返し読んでいるうちに、身に着くことも多いはずである。「はじめに」で、著者は英語教育における過度の会話重視を批判しているように見えるが、実際のところ会話にも役立つ書物である(問題は使ってみる勇気があるかどうかということではなかろうか)。「紳士服コーナーを英語で」などは、実際に英語圏で買い物をする際に役立つはずである。
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