エピクロス主義の限界

8月28日(水)晴れ

 エピクロス主義の限界

ギリシアの哲人は
隠れて生きよといい、
その中でささやかな快楽に
身を委ねて、
大きな悪を避けようとした。

じっとしていることができず、
商店街を歩きまわり、
中華料理店を見つけては、
どんな紹興酒を出しているかを見定めるのが楽しみだ。

しかし快楽を続けていくことはできない。
ピーナッツをつまみながら、
ビールを飲み続けていたいが、
いつまでも
飲み食いできる訳ではない。

酔った足どりで、
人ごみの中の会話を聞くともなしに聞き、
商店街を飾る光の点滅を楽しんで
いつまでも、
歩きまわりたいが、
帰宅の時間を気にする必要もある。

電車の中で居心地の良さに
居眠りすることがあるが、
電車を乗り越すことができない身なら、
眠りに身を任せるぜいたくは
不本意ながらあきらめなければならない。

いつまでも、どこでも
好きなことだけをしていれば
それで済むというものではないのがつらい。

限りある命の中で
限りある楽しみを追う日々を
続けている。
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