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日記抄(3月4日~10日)

3月10日(火)雨

 3月4日から本日までのあいだに経験したこと、考えたこと、その他、これまでの記事の補遺・訂正等:

3月4日
 NHKラジオ『遠山顕の英会話楽習』の「英会話リテラシー」(English Conversation Literacy)のコーナーでは、「pieと英会話」という話題を取り上げた。Johnny Appleseedはアメリカ開拓初期に多くの土地をめぐりリンゴの栽培を広めた人物であるが、その甲斐あってか、20世紀前半には
as American as apple pie
という表現が生まれた。愛国的な表現として、今でも使われているという。放送の中でも話題になったが、as Japanese as・・・ということになると、何がふさわしいのだろうか。

3月5日
 同じくNHKラジオ『世界へ発信 ニュースで英語術』では、「豪 森林火災で特別調査委を設置」(Prime Minister Announces National Commission)というニュースを取り上げた。番組中で”National"を「国家的」と訳していたが、「全国的」と訳すほうが適切ではないだろうか。オーストラリアは連邦制で、多くの事柄が州レベルで決定されるが、森林火災は州を超える規模で起きているために、全国(連邦)レベルでの取り組みが必要だということではないかと思う。

3月6日
 『日経』の「ニュースな科学」欄にインド洋熱帯域の海水温の差によって起きる「ダイポールモード現象」が世界に影響を与えており、オーストラリアにおける大規模な森林火災もその為に起きたものだが、日本も影響を受けていると解説されていた。未解明の部分が多く、研究が進んで発生予測の精度が高まれば、経済被害も抑えられる、国際的な協力が必要であると結ばれている。

 椎名誠・目黒考二『本人に訊く <弐> お待たせ激突編』を読み終える。

3月7日
 『東京』1面のコラム「筆洗」では、先月奄美大島で開かれた危機言語・方言サミットについて取り上げ、2009年のユネスコの報告書では世界で2500言語が消滅の危機に瀕しているとの情報を伝えている。2500ということは、半数近くということである。このことの意味を考えてほしいものである。

 同じく『東京』に「難読字 AIにお任せ」という記事が出ていた。古文書を読むのに便利だろうと思うが、私の場合はそうやって解読された文書を読むだけになりそうだ。
 
3月8日
 「国際女性デー」である。むかしは「国際婦人デー」といっていたはずだが、いつの間にか「婦人」が「女性」になったのか、それは言語使用の変遷という点で興味深い問題ではないかと思う(この日の『日経』のコラム「遊遊漢字学」で阿辻哲次さんは依然として「国際婦人デー」という言い方を用い、「『婦』にこめられた高貴」という一文を書いていた。これもまた見識ではないかと思う)。
 1904年3月8日、アメリカのニューヨーク市で婦人参政権を目指すデモが行われた。これを受けて、1910年にドイツの女性社会主義者であったクララ・ツェトキンがデンマークのコペンハーゲンで開かれた国際社会主義者会議(第二インターナショナル)で「女性の政治的自由と平等のために」記念日とするようにと提案したことが起こりだという。その後、幾星霜、国際婦人年であった1975年に国連はこの日を「国際婦人デー」と制定したというのが経緯である。もっと詳しいことが知りたい方は、ご自分でお調べください。

 『日経』の「美の粋」のコーナーでは日本の寺院の塔の来歴を取り上げている。今回は白鳳時代の法隆寺の五重塔、法起寺の三重塔、奈良時代の薬師寺の三重塔が写真で紹介されている。これらの塔は中国や朝鮮半島にあった木造の塔を模して建てられたものであるが、中国や朝鮮半島では現存せず、残っているのが日本だけというのは興味深いことである。
 
3月9日
 『毎日』に東京学芸大学付属大泉小学校が従来の小学校の教科の枠組みにあてはまらない「探究科」の開発に取り組んでいるという記事が出ていた。これからどんな展開が待っているのか注目しながら見守ることにしようと思う。

 『日経』のコラム「経営の視点」に、小平龍四郎記者が「『脱奴隷チョコ』が問うもの」という文章を書き、生産者から製品を安く買いたたいたり、児童に長時間労働を強制したりする企業活動を国際的に監視し、労働環境の改善に取り組むことの意義を訴えている。傾聴に値する意見である。

3月10日
 『日経』の「バンコク、各地に副都心」という記事が興味深かった。鉄道網を拡大することで、都市機能を分散させ、より快適な都会生活を送れるようにする意図だそうだが、障害もないわけではないらしい。

 『朝日』にスウェーデンの名優マックス・フォン・シドーさんの訃報が掲載されていた。『エクソシスト』に出演したことが記されていたが、シドーさんといえば、まずイングマル・ベルイマン映画への出演を書くべきではなかったかと思う。

 病院に出かける。検査と診察、それに栄養相談が長引いて帰るのが遅くなった。それでこの原稿を書きはじめるのも遅くなり、本日は皆さまのブログへの訪問を休ませていただくが、あしからずご了承ください。
 
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