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日記抄(11月12日~18日)

11月18日(月)晴れ

 11月12日から本日までの間に経験したこと、考えたこと、これまでの記事の補遺・訂正等:

11月11日
 NHKラジオ『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』では登場人物が宮崎県を旅行した。その中で、主人公たちが参拝した鵜戸神宮が「下り宮」(=階段のはるか下のほうに社殿があるという形の神社)であるという話が出てきた。そういえば、私が以前参拝した群馬県の貫前(ぬきさき)神社(上野一宮である)も「下り宮」だったと思って調べてみたところ、この2つの神社と熊本の草部吉見(くさかべよしみ)神社を日本三大下り宮ということがわかった。

11月12日
 『朝日』の朝刊によると、非英語圏の英語力に関する民間の国際調査で、日本は100か国中53位と順位を下げたそうだ。英語教育の改革が叫ばれ、実施されている中で、国際順位が下がっているというのは、その改革が間違った性格をもっているということにまだ、政策形成に携わる人たちは気づいていないらしい。

11月13日
 NHKラジオ『実践ビジネス英語』に”We're social animals, after all"(私たちは結局のところ、社会的動物ですから)という表現が出てきた。パートナーのハワードさんが、社会的動物というとミツバチやアリ、サル、そして人間などが挙げられるということを言っていたが、それぞれの社会の性格が微妙に違うことも考えるに値することである。

11月14日
 『実践ビジネス英語』の”Word Watch"のコーナーでは”standing desk"を取り上げた。長時間座ったままの姿勢でいるのは健康に害があるというので、standingdeskあるいはstand-up desukと呼ばれる机を導入する基調が最近増えてきているのだそうだ。高さの調節ができず、ずっと立って仕事をするための机と、調節が可能で座って仕事をすることもってすることもできる机とがあるという。税務署に確定申告に出かけると、このstanding deskに出会うので、私はあまりいい印象をもっていない。

11月15日 
 『朝日』朝刊に「赤狩り生きた元俳優 102歳の警鐘」として、往年のハリウッド女優マーサ・ハイヤーさんのインタビューが出ていた。1940年にグリア・ガースンとローレンス・オリヴィエの主演で『高慢と偏見』が映画化されたときに、メアリーの役を演じた女優である。(この作品でジェインを演じたモーリン・オサリヴァンは『ターザン』のジェイン役で知られる女優であるが、ミア・ファローの母親であるのはご存知の方も多いはずである。) 『風と共に去りぬ』でメラニー役は、オリヴィア・デ・ハヴィランドが演じたが、彼女はその前に、スクリーン・テストを受けていた…というような話題はかなり豊富な人である。
 ハリウッドの赤狩りがここで問題にされているが、日本でも戦争中や、戦後の一時期に、同じようなことがあって、新劇の主要な俳優がほとんど舞台に立てなかったことがあることも忘れてはならない。舞台に立てなくなった滝沢修が、長谷川一夫と山田五十鈴の劇団の裏方に入って、役者たちに演技指導をしているのを見た山田五十鈴の父親が、「あの人上手いねぇ、なんで舞台に立たないんだろう」といったという話がある。

11月16日
 『朝日』の「古典百名山」で大澤真幸さんが親鸞の『教行信証』を取り上げていた。以前、五島美術館でこの本の断簡を見て、非常に丁寧な書体で書かれているのに感動した記憶がある。私は字を書いていても、すぐにぐちゃぐちゃになってしまうので、こういう字を書く人は尊敬するのである。

 横浜FCはアウェーでファジアーノ岡山と対戦、前半に挙げた1点を後半の岡山の猛攻をしのいで守り抜き、2位を確保した。24日に愛媛FCに勝てば、2位が確定してJ1に自動昇格となる。最後の1試合、頑張ってほしい。

11月17日
 体調が悪くて、夜は寝ていたため、皆様のブログの訪問を省かざるを得なかった。ご了承ください。

 『朝日』の朝刊・地方欄に日本総研の主任研究員である藻谷浩介さんがIRをめぐる「造ること自体ばくちの計画」であると、様々な根拠を挙げて、この計画の問題点を指摘していた。以前にも書いたが、日本各地にテーマ・パークが作られた時、アメリカでは成功例よりも失敗例のほうが多いということが見落とされていたと思っているので、IRを推進しようとしている人はこの文章を読んで考え直してほしいものである。

11月18日
 体調はだいぶ良くなったが、ブログ訪問は限定的になりそうで、悪しからずご了承ください。

 平松洋子『かきバターを神田で』(文春文庫)を読み終える。この本の最後のほうに、ラピュタ阿佐ヶ谷(館名は書いていないが、明らかにラピュタである)で川島雄三監督の『とんかつ一代』を見たことが記されていて、ひょっとすると一緒の回だったのかななどと考えたりした。この映画は川島の最後から2番目の作品で、この後社会派喜劇の『イチかバチか』を演出したのちに、急死する。作品の完成度という点からいえば、『とんかつ一代』のほうが高いが、『イチかバチか』には新しい喜劇の創造への強い意欲が感じられる。川島がもう少し長生きしていれば、どんな展開になったかということをどうしても考えてしまうのである。

 東京落語の「長屋の花見」は、二代目蝶花楼馬楽が上方落語の「貧乏花見」を東京に移したもので、作品としての成立は明治になってからのことであるが、噺としては江戸時代の花見の設定である。(「貧乏花見」は明治以後の設定になっているようである。)貧乏な長屋の住人たちが大家さんの音頭取りで、花見に出かける。毛氈はござ、酒はお茶、卵焼きは沢庵というような支度である〔「長屋の花見」が大家さんの音頭取りであるのに対し、「貧乏花見」は長屋の衆の衆議一決であるとか、「長屋の花見」は男だけで出かけるのに対し、「貧乏花見」は男女混成で出かけるとかいう違いは、東西の文化・気質の違いを示すものとしてよく取り上げられる〕。安倍首相の「桜を見る会」のニュースを聞いて、来年は、有志を集めて「長屋の花見」をしてやろう、できるだけみすぼらしい格好で出かけて騒ごうと思っていたのだが、本家「桜を見る会」が取りやめになってしまったので、この計画も練りなおさざるを得ないようである。
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