ベツレヘムの星(2)

12月25日(火)

ベツレヘムの星(2)

 昨日の記事はどうも尻切れトンボで終わってしまったような気がするので、少し補足のようなことを書いておく。

 その1は、ただ何かを見つけるだけでは発見にならない。そこに意味を見つけないといけないということである。他の人がただの恒星だと思っていた星が、新しい惑星であるというのがつまり意味である。

 その2は、発見というのはある条件が整わないとなかなかできないものであるということ。ハーシェルは本来音楽家で、アマチュアの天文学者であったが、巨大な望遠鏡を自作していた。このような望遠鏡は当時グリニッジ天文台にもなかったという。このため天王星がはっきり球体で見えたことが発見の手がかりになっている。このような技術的な条件の他に、社会的な条件も影響する場合がある。

 例えば、コロンブスがアメリカを「発見」したというが、それ以前にもヴァイキングやその他の航海者が漁師がアメリカ大陸、少なくともその近くまで出かけていたという例は多く記録されているし、それよりも何よりも、新しく「発見」された土地には先住民が住んでいた。それでもなおかつ、それが「発見」であるのはそれがヨーロッパに、また新大陸に変化をもたらした、「大航海時代」と植民地化を進めたという歴史的な事情のためである。
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