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陶淵明「園田の居に帰る五首」より第三首 戯訳

5月22日(水)晴れ

種豆南山下 草盛豆苗稀
晨興理荒穢 帶月荷鋤歸
道狹草木長 夕露沾我衣
衣沾不足惜 但使願無違

豆を南山の下(ふもと)に種(う)えしが
草盛んなれば 豆の苗稀なり
晨(よあけ)に興(お)き 荒穢理(たがや)し
月を帶(つ)れ 鋤を担いて帰る
道狭く 草木長(の)び 夕露わが衣を沾(ぬ)らす
衣の沾(ぬ)るるは 惜しむに足らず
ただ願をして違(たが)うこと無からしめよ

山のふもとに 畑を作り
豆をまいたが 雑草茂る
朝早くから やせ土相手
月を仰いで 夜帰る
草木で狭い道すがら
夜露で着物が濡れかかる
着物が濡れても仕方がないが
ぜひとも成就しておくれ
畑で生きる わが願い

 5月8日に出井康裕『移民クライシス』の紹介・論評を終え、水曜日は新しい記事を掲載するつもりだったが、15日は研究会の予定があったので、陶淵明の詩の戯訳でお茶を濁すこととなった。本日こそは、新しい記事を書こうと思っていたのだが、19日の月曜日、20日の火曜日と体調を崩し、まだ本調子が戻らないので、先週に引き続き、陶淵明の作品を取り上げて日本語訳を試みた。幸い、体調も良くなってきてはいるので、来週は新しい取り組みができるだろうと思う。
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