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日記抄(2月19日~25日)

2月25日(日)曇り、肌寒し。

 2月19日から本日までの間に経験したこと、考えたことなど:
2月19日
 『朝日』朝刊の冬季オリンピック特別コラム「平昌⇒東京」は「言葉使えば世界広がる」という見出しで、「韓国の高校では第二外国語で日本語の人気が高い。今は中国語、アラビア語に押され気味らしいけれど…」と韓国の外国語教育の一端が紹介されていた。どのように学習されているかに目を向けることも重要であるが、その結果がどのようなものかも見ていく必要がある。
 日本では高校で第二外国語を履修している例は少ないが、その結果がどのようはなものかについても検討が必要である。

 NHKラジオ『まいにちスペイン語』の「スペインの街角」は地中海に面したバレンシア州の州都バレンシアを取り上げた。この地方ではオレンジをはじめとする柑橘類で有名で、パエーリャが代表的な料理の1つである。ギリシア神話のヘスぺリスの園の黄金のリンゴは、実はイベリア半島の柑橘類が誤り伝えられたものであるという説がある。英語でhesperidiumというのがミカン状果のことであるのはこのためらしい。バレンシア地方ではスペイン語よりも、カタルニャ語の方言であるバレンシア語が日常的に使われていることも忘れてはならない。

2月20日
 NHK『ラジオ英会話』の時間で、登場人物がアンティーク・カーのショーを見に出かけたところ、'58 Blackbird station wagonという車を見かけるという場面があった。1958年は私が小学校を卒業した年であるが、それよりももっと以前、まだ日本が占領下にあったころ、帰国する米兵がそこらの空き地に自分の車を置いて行ったのを見かけることがあった。そういう車の中に「ステーションワゴン」があったのを覚えている。(これは普通名詞である。) LongmanのActive Study Dictionaryによるとこれはアメリカ英語で、"a large car with extra space at the back"とある。イギリス英語ではestate carというようである。昔、自動車の運転をしていたころ、中古車センターで国産のエステート・カーを見かけて、買おうかなぁと思って迷ったが、結局、その車を買い取って乗り回すことになったのは、私の勤務先の外国人教師をしていたアメリカ人であった。

 『まいにちスペイン語』の「ラテンアメリカの街角」はキューバの首都ハバナを取り上げた。時の流れが止まったような、昔の姿がそのまま残っている街だが、アメリカとの関係が改善してきたので、これからは大きく変化するだろうという話であった。

2月21日
 『日経』の朝刊に奥山俊伸さんによる「昭和テレビの怪物たち」というエッセーが掲載されていた。テレビの黄金期に活躍した放送作家たちの群像で、「チョイ悪の前田武彦」、「勉強家の青島幸男」、「車好きの藤村俊二」とともに、体内時計に放送時間が組み込まれていたように時間に正確だった大橋巨泉の話が興味深かった。そこまではいかないが、学校の教師でも経験を積むと時計を見ないで、大体の時間進行がわかるようになるものである。

2月22日
 21日に、テレビ・映画でわき役俳優として活躍されていた大杉漣さんが亡くなられた。66歳ということは、私よりも若いので、惜しい限りである。多くの、またさまざまな映画に出演されているが、私が見たのはそのうちの『津軽百年食堂』(2011、大森一樹監督)、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(2011、浜野佐知監督)、『ぶどうのなみだ』(2014、三島有紀子監督)、『蜜のあわれ』(2016、石井岳龍監督)の4本にとどまっているので、俳優としての業績についてとやかく言うのはおこがましいが、『百合子、ダスヴィダーニヤ』の中条(宮本)百合子の夫の役はなかなかの名演であったと思う。御冥福をお祈りする。

 NHKラジオ『まいにちフランス語』応用編は<アンスティチュ・フランセ関西>L'institut français du Japon-Kansaiを取り上げた。
Á côté de lUniversité de Kyoto se trouve un bâ timent en béton construit en 1936. C'est l'Institut français du Japon-Kansai, anciennement 《Kansai Nichifutsu Gakkan》. (京都大学のそばに、1936年に造られた鉄筋コンクリート建築があります。アンスティチュ・フランセ関西(旧関西日仏学館)です。)
 1階には藤田嗣治の大きな絵や、カミーユ・クローデルの手によるポール・クローデルの胸像が飾られているし、古い貴重な書物のコレクションも擁しているという。
 大学院時代、関西日仏学館にフランス語を習いに通ったことがあるし、ここの映画会で多くの映画作品を見たものであるが、藤田とクローデルの作品については気づかずじまいであった。慚愧。

 『まいにちスペイン語』応用編「スペイン文学を味わう」はガルドスの『フォルトゥナータとハシンタ』の5回目。フォルトゥナータはマクシと結婚して新居に落ち着くが、誰かが呼び鈴を鳴らしたり、扉の鍵を試したりするような音を聞く。マクシの兄のファン・パブロが逮捕されて大騒ぎになっているすきに、サンタ・クルスがフォルトゥナータを訪問し、彼女とよりを戻してしまう。2人の関係が再燃したことをかぎつけたマクシはサンタ・クルスを待ち伏せて襲おうとするが、逆に打ちのめされてしまう。

2月23日
 『まいにちフランス語』は「アンスティチュ・フランセ関西」のその2.この施設は「詩人大使」と呼ばれたポール・クローデルと大阪商工会議所の会頭で親仏家であった稲畑勝太郎の出会いにより、関西に日仏交流の拠点を作ろうという意図から設立されたことが語られた。もともと九条山にあったが、交通の便が悪かったので1936年に現在の場所に移転したという。
Aujourd'hui, il vit au rythme de ses cours, de ses diverses manifestations culturelles. (現在、フランス語講座のほか、さまざまな文化イベントも活発に行われています。)
 日仏学館の南隣に京都大学人文科学研究所の分館があって、これはもとドイツ文化研究所として建てられたものだという(村野藤吾設計)。さらにその南の道路から西に入ったところに、ゲーテ・インスティチュートがあり、もう少し南の東一条通に面したところに日伊学館があった(今はどうなっているかは知らない)。このあたり、戦前からの土地と建物の所有関係はどうなっているのか他人事ながら気になるところである。

 『まいにちスペイン語』は『フォルトゥナータとハシンタ』の6回目。いろいろな事実が明らかになり、フォルトゥナータはマクシの家を出ていく。彼女がフアン・サンタ・クルスとよりを戻したことを聞きつけたハシンタは夫を問い詰め、フアンは何とか言いくるめたものの、フォルトゥナータの面倒を見続けるつもりもなく、彼女に別れを告げる。フォルトゥナータは顔見知りの退役軍人ドン・エバリスト・フェイホーに声をかけられ、彼の世話になることになる。
 フェイホーとガルドス自身には一致点があり、ガルドスが自分自身を作中人物に投影させたというよりも、自分自身を作中人物に似せていったようなところがあるという話が興味深かった。

2月24日
 横浜駅西口ムービル5で、インド映画『バーフバリ 王の凱旋』を見る。支配欲の強い兄と、民衆に愛情を注ぐ弟の2人の王子のどちらを国王にするかということで、いったんは弟に決まりかかるが、2人の結婚をめぐるトラブルから、兄のほうが王位に就く。国を追われた弟には赤ん坊が生まれ…その子どもが親を知らずに成人し、やがて自分の真の身の上を知って、邪悪なおじを滅ぼして王位に就くという大筋の話を部分的に取り上げて、歌や踊りを盛り込んで構成した作品である。兄が自分の黄金の像を作らせるというところで、サダム・フセインや北朝鮮の支配者のことを思い出した。最後の方で金の像のかけらが川の下流に流されていく場面があったが、金は重いからそんなに簡単に水面に浮かばないだろうと思った。

2月25日
 主として喜劇でわき役として存在感を発揮されていた左とん平さんが心不全のため都内の病院で亡くなられたことが報じられた。調べてみたところ、出演映画作品の中では『喜劇 大風呂敷』(1967、日活、中平康監督)、『喜劇 あゝ軍歌』(1970、松竹、前田陽一監督)、『喜劇 右向けェ左』(1970、東宝、前田陽一監督)、『銭ゲバ』(1970、東宝)、『ずべ公番長 東京流れ者』(1971、東映)、『喜劇 三億円大作戦』(1971、東宝)、『女番長ブルース 牝蜂の逆襲」(1971、東映)、『起きて転んでまた起きて』(1971、東宝、前田陽一監督)、『喜劇 誘惑旅行』(1972、松竹、瀬川昌治監督)、『吾輩は猫である』(1975、東宝、市川崑監督、多々良三平役)を見ているのではないかと確認できたところである。むしろ、栗原小巻さんと共演した魔法瓶のCMのほうが印象に残っているような気もする。ご冥福をお祈りする。

 ニッパツ三ツ沢球技場でJ2第1節、横浜FC対松本山雅の対戦を観戦する。両チームともに得点機はあったが、無得点のまま引き分けた。昨年の開幕戦も同じ相手との対戦で、勝利を飾っていたことを考えると、前途多難に思える。

 平昌冬季オリンピック終わる。過去最高の13個のメダルを獲得した選手たちの活躍は見事であったが、これは大会を目指しての関係者の準備や努力の賜物であろう。選手たちの活躍を胸に刻んで、私は私の分野で頑張ることにしようと思う。
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