FC2ブログ

日記抄(2月9日~2月12日)

2月12日(月)晴れ

 2月9日から本日までの間に経験したこと、考えたこと、前回の補遺等:
1月30日
 NHK『ラジオ英会話』は“First Laughs of the New Year"として犬を主題にしたriddles(なぞかけ)と、talking-dog jokes(言葉を話す犬のジョーク)の一例とを取り上げた。そのジョークをかいつまんで紹介していくと:
 ある男が言葉を話す犬を飼っていて、その犬を芸能エージェントのところに連れてゆき、この犬は英語が話せますという。そして
”What's on the top of a house?"
と聞くと、犬は”Roof"と答えた。エージェントが、おいおい犬は皆roofというよというと、男は
”What is a stormy ocean like?
とたずねる。犬は”Rough!"と答える。エージェントは男をにらみつける。そこで男は
”In your opinion, who was the greatest baseball player of all time?"
と質問する。犬は”Ruth!"と答える。エージェントは1人と1匹を追い出す。犬は男に
”Maybe I should have said DiMaggio?”という。
 ジョー・ディマジオは1940年代から50年代に掛けてNYヤンキーズで活躍した強打者で、56試合(だったかな)連続安打を記録したことで知られ、その背番号5は欠番になっている。というようなことよりも、一時期マリリン・モンローと結婚していて、彼女と共に来日したことがあるというほうが有名かもしれない。

2月6日
 『朝日』の朝刊に京大の南北の食堂の対決という記事が出ていた。私が在学していた頃は、時計台下の食堂、西部食堂、北白川の北食堂、教養部の吉田食堂という生協食堂のほかに、私営の南食堂があり、医学部の構内にも食堂があった筈だが、そちらの方角にはあまり縁がなかった。学生時代は西部食堂によく出かけ、大学院時代になると生協食堂はあまり利用しなくなったが、それでも朝は(近くに住んでいたので)吉田食堂で食べていた。

2月9日
 平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック始まる。

 『日刊スポーツ』でゴルフのイ・ボミ選手と卓球の福原愛選手とが日本語で対談しているのが面白かった。競技の話、結婚や出産の話はさておき、どのようにしてイ・ボミ選手が日本語を、福原選手が中国語を習得したかというところが参考になる人も少なくないのではないかと思う。
 福原選手は電話が出来ることと、けんかが出来るということが、その言葉を身につけたかどうかの目印になるという。ボミ選手は優勝インタビューをマネージャーに通訳してもらっていたのが、ある時から自分で話すようになったそうだ。ボミ選手が話しているのを聴いたわけではないが、次のやり取りが彼女の日本語への慣れを示している:
愛:韓国の男性のほうがロマンチックでしょ。
ボミ:それはドラマ。
 福原選手の「ロマンチック」という外来語に対応していること、「それはドラマの中のことで現実とは違います」というのを会話の中の流れで省略形で答えているところに日本語への適応度の高さが分かる。

2月10日
 新聞の朝刊に掲載されていた『文芸春秋』3月特別号の広告を眺めていたら、「総力特集 日本の教育を建て直せ」というのが目に付いた。(一流)大学への進学熱をあおることをよしとするような記事があるかと思うと、藤原正彦氏の「小学生に英語教えて国滅ぶ」とか、橘玲氏の「教育無償化は税金のムダ使いだ」というような検討に値する議論も掲載されているようである。前川喜平氏と寺脇研氏の『これからの日本、これからの教育』という対談でも語られているが、前川氏が麻布、寺脇氏が鹿児島ラ・サールと言うように、文部科学省のキャリア官僚のかなりの部分が有名進学校出身であること、更に言えば、文芸春秋の社員にも同じような傾向があること・・・がどの程度自覚されて、この編集がなされているかも問題である。

2月11日
 『朝日』朝刊の書評欄の齋藤美奈子さんによる小川遊佳『百年泥』(新潮社)の書評が面白く、読みながらげらげら笑ってしまった。インドの南部で日本語教師をする語り手が直面する奇怪な日本語:「私のちちは村(ビレッジ)でくまとすもうをとりました。」 はい? 熊と相撲をとるって、あんた!/渾沌(カオス)とはこういう状態かと、あなたも絶対、実感できる。
 熊と相撲をとるというと、(少なくともある年齢以上の)日本人だったら、おとぎ話の金太郎を思い出すだろう。但し、インドの熊はマレーグマの一種だろうから、日本本土のツキノワグマよりも小型のはずである。

 司馬遼太郎『街道をゆく8 熊野・古座街道、種子島みちほか』(朝日文庫)を読み終える。
 「熊野・古座街道」では、かつて日本に各地に存在した若衆組・宿についての関心が展開されていて、この問題には私も関心が在るので読み応えがある。
 「豊後・日田街道」では江戸時代に天領であった土地について、広瀬淡窓の咸宜園が地元の文化に及ぼした影響について、徳川家康が、九鬼氏のような水軍を率いていた武将を山間部に封じて水軍というものをなくしてしまったという指摘などがきょうみふかかった。
 「大和丹生川(西吉野)街道」はごく簡単に通り抜けているようである。
 「種子島みち」では種子島と紀州の根来の結びつき、領主であった種子島氏の子孫が島に在住しているという出会いの記事などが面白かった。

 小川遊佳『百年泥』を読む。書評で感じたのとは別の感想をもつ。それについてはまた後日。

2月12日 
 『朝日』朝刊一面のコラム「折々のことば」で鷲田清一さんが森毅の「問題が難しければ、シメタこれは他の連中にできないぞと考え、問題が易しければ、シメタこれはオレにもできるぞと思うことだ」ということばを紹介している。
 森さんは長く京大の教養部で数学を教えられていた。ご本人は東大の卒業生である。私は理学部の友人に連れられて、森さんの話を聞きに行ったことはあったが、授業を履修したことはない。ただし、森さんの数学史の著書は何度も読み返している。鷲田さんは私とそれほど年が離れていないはずで、ということは、森さんの授業を聴講しているかもしれない。
 一刀斎と号すも白墨を持てるさま 剣豪より作家に似たる師を思い出し

 NHKラジオ『まいにちスペイン語』の「スペインの街角」のコーナーでは、カナリア諸島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(Las Palmas de la Gran Canaria)を取り上げた。気候温暖、風光明媚でいいところらしい。応用編で読んでいる『フォルトゥナータとハシンタ』の作者ガリードの生地でもあるが、そのことに触れていなかったのはやむをえないことかもしれない。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

tangmianlaoren

Author:tangmianlaoren
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR