日記抄(5月28日~6月3日)

6月3日(土)晴れ、気温上昇

 5月28日から本日までの間に経験したこと、考えたこと、前回書き洩らしたことなど:
5月27日
 ニッパツ三ツ沢球技場でJ2第16節:横浜FC対名古屋グランパスの試合を観戦した。試合前の両軍の選手紹介の際に、相手チームに在籍していても、自チームに在籍していたことのある選手には拍手を送るのがならわしになっているが、名古屋のGK楢崎選手に横浜サポーターから盛大な拍手が送られていたのはフリューゲルスの記憶がまだ薄れていないことを示しているように思えて、嬉しかった。その一方で、今年、横浜から名古屋に移った渋谷選手に対しては拍手とブーイングが相半ばしていた。守備の乱れがあってPK2本を決められ、1-2で逆転負けしたのは残念である。

5月28日
 保土ヶ谷公園サッカー場でプレナスなでしこリーグ2部の横浜FCシーガルズ対岡山湯の郷ベルの試合を観戦した。無料ということもあるが、入場者多く、立ち見を余儀なくされた。アウェーでの対戦では勝利した相手であるが、0-1で敗戦。勝敗は時の運としても、チームづくりの方向性が見えるような試合運びをしてほしいものだが、それもかなわず。

5月29日
 『AERA』6月5日号の広告を見ていたら、理数の授業を英語でやっている学校が取り上げられているようであったが、理数の授業を日本語でやっているからこそ、アジアの他の国々からの受賞者のいない、ノーベル医学生理学賞や化学賞、物理学賞をとる学者が出ているのだと主張する人もいることを思い出した。
 同じく「小学校は世界的に高評価なのに座学中心の中高でガラパゴス化」という見出しを見ていて、以前は小学校~高校は高水準だが、大学の評価が低いとされていたのが、ついに中等教育の評価も下がり始めたかと慨嘆した。

 『朝日』の恩田侑布子さんの「俳句時評」で取り上げられている上田宏『月光口碑』という四行詩俳句集の記事が面白かった。俳句ではないただの4行詩というと、富永太郎の作品などを思い出すのだが、読み比べてみてもいいかもしれない。

 NHKラジオ『入門ビジネス英語』のテキストに掲載されているどんぶり物の英訳例:
①親子丼: a bowl of rice with chicken and scrambled eggs on top
②ちらし丼: a bowl of sushi rice with raw fish scattered on top
③鉄火丼: a bowl of rice topped with sliced tuna
④かつ丼: a bowl of rice topped with pork cutlet
天丼とか、うな丼は例を挙げなくてもわかるだろうということか。かつ丼にはソースかつ丼とか、卵とじかつ丼とかいう種類があるが、そんなことは気にしていないらしい。

5月30日
 NHK『ラジオ英会話』は「英会話リテラシー」の話題として「虹」(rainbowは「雨の弓」という意味だそうである)を取り上げた。
There's a pot of gold at the end of a rainbow. (虹の根元には黄金の壺がある)
というのは、アイルランドの民話起源の迷信だそうである。そういえば、アイルランドのダブリンの空港で虹を見たことがある。フランシス・フォード・コッポラ監督が映画化したブロードウェイのミュージカル『フィニアンの虹』(Finian's Rainbow)はこの民話が元になって作られているという(予告編は見たのだが、本編は見ていない)。 
 さらに『オズの魔法使』(The Wizard of Oz, 1939)とその主題歌「虹の彼方に」(Over the Rainbow)についても触れられていた。ただし、1939年の映画化作品とフランク・L・ボームの原作とは内容にかなりの違いがあり、原作には虹の話題は出てこないというようなことはもちろん、語られなかった。映画についても、原作についても話題は有り余るほどあるが、だからこそ、また別の機会に書くことにしよう。

5月31日
 NHK『ラジオ英会話』は”A Song 4 U (=A Song for you)"(今月の歌)で〝〔I Never Promised You a] Rose Gardenという歌を取り上げた。この歌を歌ったLynn Andersonは1971年にこの曲でグラミー賞を受賞しているそうである。そういえば、聞いたことのある歌であった。

 同じく「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote"のコーナーで取り上げられた言葉:
The future is no more uncertain than the present. (from Leaves of Grass)
---- Walt Whitman (U.S. poet, essayist and journalist, 1819 -92)
未来は、現在と同じくらい不確かである。
だから、どうなのだということが記されていないので、意味を即断できない詩句である。

 田中文生『越境の古代日本史』(角川ソフィア文庫)を読み終える。この本については、機会があれば詳しく取り上げるつもりであるが、気になっているところだけ抜き出しておくと、推古元年(593)に飛鳥寺木塔の心柱を立てる儀式の当日、曽我馬古河100人に上の従者を従えて会場に現れたが、その全員が百済服を着用しており、観衆はその馬子らの演出に喜び、大盛況の中仏舎利が心礎に納められたと平安時代の歴史書『扶桑略記』に記されているという。『水鏡』には『扶桑略記』に基づく記事が多いということなので、あるいはと思って、手元の『水鏡』を調べてみたが、この記事は発見できなかった。とにかく、田中さんも書いているように、「奇妙という他ない」(97ページ)記事である。

 ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』(講談社学術文庫)を読み終える。ガリレイが天体望遠鏡を用いて、月、恒星、木星の衛星を観測した結果について報告した書物で、月の表面に起伏があること、惑星は望遠鏡で見ると拡大され満月のように丸く見えるのに対し、恒星は拡大されないこと、木星には4つの衛星があることなどが記されている。

6月1日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote"のコーナーで取り上げられた言葉:
In seed time learn, in harvest teach, in winter enjoy.
---- William Blake (English poet and painter, 1757-1827)
種まきのころに学び、収穫のころに教え、冬に楽しみなさい。
冬になって楽しめるだけの仕事を積み重ねているかどうかが問題ではなかろうか。

6月2日
 NHKラジオ『まいにちイタリア語』応用編「描かれた24人の美女」の第16回、大英博物館にあるという(見たことがない)レオナルドの「<猫の聖母>のための習作」は工房でのスケッチで母親が子どもを、子どもがネコを抱いた図像であるが、ネコが嫌がって暴れている様子が面白い。完成作ではネコの代わりにイエスの受難のシンボルである子羊が描かれていたはずであり、スケッチの段階では身近にいたネコをモデルに抱いてもらったのだろうという。

 J・オースティン『高慢と偏見』(阿部知二訳、河出文庫)を読み終える。阿部知二は作家活動を続けながら、明治大学で教え、多くの英文学作品を翻訳した。オースティンを訳したかと思うと、シャーロック・ホームズを訳しているのだからすごい。田村隆一が明治に在学中、阿部は「小説」を教えていたようなのであるが、「翻訳」を教えた方が面白かったのではないか、あるいは、田村は阿部から翻訳の技術について何らかの教えを受けていたかもしれないなどと勝手に想像した。阿部の翻訳はわかりやすいが、固有名詞の発音など疑問に思う点が所々見受けられる。

6月3日
 NHKラジオ「高校生からはじめる現代英語」は”Feathered Dinosaur Tail Found in Amber"(羽毛のついている恐竜の尾が琥珀の中で発見される)という記事を取り上げた。ミャンマー北部の市場で、琥珀の中に、羽毛のついた恐竜の尾の一部が発見されたという。琥珀は樹液が化石となったもので、閉じ込められた昆虫や動物の体、植物の断片を含んでいることがよくあるが、恐竜のお、しかも羽毛が生えているものが含まれていたというのは初めてのことである。
 ミャンマーということで、琥珀(amber)とヒスイ(jade)を取り違えてニュースを聞き始めたため、最初は少し混乱した。ミャンマー北部で中国とカナダの研究者が共同で研究作業をしていたというのは、学術的見地以外から見ても気になるニュースではある。
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