猫の歴史

4月27日(木)曇り時々晴れ

猫の歴史

昔、我が家の縁の下に
のらの雌猫が住み着いて
何度かお産をした

どこまで気持ちが通じていたのかは
わからないが
だんだんお互いに慣れ親しんできた
とくに母親同士が仲がよかったようだ

そのころは、我が家の周辺に
野良猫がたくさんいて
飼い主の方針で
自由を謳歌している家猫も交えて
にぎやかに暮らしていた

ときどき
我が家のトタン屋根の上で
猫たちが集まっていたようで
夜になると
大きな音がしてびっくりしたものだ

野良猫が最後に生んだ
子どもを引き取って飼い猫にした
この子を頼むと親猫がいったと
母は主張していたが、本当にそうだったのだろうか
その子猫が大人になり年寄りになり死んでから
我が家では猫を飼わなくなった
ご近所の猫もだんだんと姿を消した

それから年月が経って
我が家も2度ばかり改築をしたし
ご近所の家も
代替わりをしたり
改築をしたりした
犬を飼っている家もあるし
猫を飼っている猫もある

我が家でも猫を飼っているし
猫を飼っているご近所の家は少なくないが
表を走り回る猫はいないし
夜に寄り合いを開くこともないようだ

我が家の猫を膝にのせながら
おまえは運がいいのか悪いのか
自分ではどう思っているのかと
問うている

昔だったら、
表を走り回って
喧嘩もしたし、危ない目にも会っただろうが
猫の大好きな自由を謳歌したはずだ
家の中を走り回っては
餌を食べる そんな生活に満足しているのかと

そんな問いはどうでもいいよと
いうふうに
膝の上で
ゴロゴロと甘えている
猫の歴史は猫自身には綴れない
(もっとも、そう思っているのは人間だけかもしれない…)
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