日記抄(4月9日~15日)

4月15日(土)晴れ、次第に雲が多くなってきている

 4月9日から本日までの間に経験したこと、考えたことなど:
4月9日
 『朝日』朝刊の「古典百名山」というコラムに、桜庭一樹さんが「より良い自分を願う旅」としてボームの『オズの魔法使い』について書いていた。ボームはこの作品の続編を、その後も書き続けていて、それらも全体としてみると「より良い自分を願う旅」といえるかもしれない。この物語は何度か映画化されているが、一番有名なのは1939年のジュディ・ガーランドの主演作である。この映画化と原作の間にはかなりの違いがあるが、ネタバレになるので、その点についてはここでは書かない。

 NHKEテレの「日本の話芸」で柳家権太楼師匠の「幾代餅」を放映した。搗き米屋の若い衆が全盛の遊女である幾代に思いを寄せ、3年間働いて会いに出かけるが…というお噺。5代目の古今亭志ん生が得意にしていて、昔ラジオで口演を聞いた記憶がある。権太楼師匠の口演は無難な感じではあったが、若い衆を遊郭に連れていく医者の名前を籔井竹庵にしていたのは工夫が足りないという気がした。

4月10日
 中区山手町のブラフ18番館ギャラリーで開かれたハドソン・テラスさんの第2回「楽しいスケッチ展」を見に行く。桜木町から神奈川中央交通の保土ヶ谷駅東口行き(11番)のバスに乗って出かけたのだが、山手の他の洋館も車中から見ることができてなかなか良かった。東京や横浜の街角の情景をとらえた作品が多く、写実的ではあるが、実物よりもきれいに描かれているのではないかと思うことが結構あった(もっとも絵画とはそういうものである)。
 大学院時代からの友人が長く神戸に住んでいたのが、首都圏に出てきて、久しぶりに会おうということで、この会場で待ち合わせて、その後、市内を散策した。ハドソン・テラスさんも描いている日本大通りに面した建物の中にある店で酒杯を傾けながら、よもやま話にふけった。

4月11日
 NHKラジオ「まいにちフランス語」入門編に出てきた会話:
カフェでハーブティーを運んできたウェイターが、客の女性に対して注意を促す。
Attention, c'est chaud. (気をつけて、熱いですよ。)
Ah, non. Ce n'est pa chaud. (あ、いいえ。熱くないです。)
Vraiment? C'est bizarre. (本当? おかしいですね。)
Mais c'est pas grave. C'est très bon quand même. (でも、大したことないです。それでもとてもおいしいです。)
 フランス語の否定文について、neとpasの両方で作るのが正しいのだが、口語ではneがない文を聞くことがよくあるという。TVなどでフランス人のインタビューを聞いていても、確かにneを使わずに否定文を話す人が少なくないことがわかる。私が学生の頃はそんなことはなかったと思う。言語は時の流れに連れて変化するので、学び続ける、あるいは、少なくとも何年かおきに学びなおすことが必要なのである。

4月12日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」は”First impressions"の4回目。Conservative, understated clothes are your best choice when you meet someone important for the first time. (重要な人物に初めて会うときには、地味で落ち着いた服装が最良の選択です。)とか、The firmness your handshake can be a crucial part of making a good first imprssion.(固い握手は、よい第一印象を与えるのに不可欠な要素である場合があります。)とか、In a job interview, you'll also be juged by the way you handle questions, especially the tough ones. (就職の面接では、質問への対応の仕方、特に難しい質問への対応の仕方によっても評価されます。)など、もっと若い時代に知っておけば役に立ったであろう事柄が少なからず語られた。

 同じ番組の”Quote...Unquote"の時間で紹介された言葉:
Every man alone is sincere. At the entrance of a second person, hypocrisy begins.
---- Ralph Waldo Emerson (U.S. philosopher, poet and essayist, 1803- 82)
(人は皆、一人でいるときには誠実である。2人目が登場すると、偽善が始まる。)
偽善が悪いとも言えないのだけれどもね…。

 歌手のペギー葉山さん死去。息の長い歌手で、ヒット曲も少なくないだけでなく、それが多くの人に歌われる親しみやすい曲であったことも特徴的である。ご冥福を祈る。

4月13日
 「実践ビジネス英語」では、Onething that creates a por impression when I meet someone for the forst time is an unprofessional-sounding email adress. (私にとって、初めての人に会った時に悪い印象を受けるものの1つは、プロフェッショナルらしくないと思わせるメールアドレスです)という発言があり、その例としてsugarpie1212というのが挙げられていた。この日の「ラジオ英会話」でIt's easy as pie.という表現が出てきたので、今日はpieの話がよく出るなと思った。
 If you want to stand out among the candidates, the least you can do is write a thank-you not to a potential employer. (求職者の中で際立ちたいのなら、少なくとも、雇い主になる可能性のある所に礼状を送らなくては。)というのは、もっと若い時に聞いておきたかった助言である。礼状は手書きのものの方がよいということである。

4月14日
 4月12日に映像作家の松本俊夫さんが亡くなられていたことを知る。むかし、映像作品作りの手伝いをしていたころに、仕事の責任者だった人が『薔薇の葬列』の製作にも携わっていたというようなかすかなつながりがあった。ご冥福を祈る。

4月15日
 NHKラジオ「高校生からはじめる『現代英語』」は”John Lennon's Angry Letter sold for $30,000."という話題であった。むかし、リヴァプールに滞在していたことがあり、レノンをはじめThe Beatlesのメンバーの足跡にはよく出会ったことを思い出す。

 ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCシーガルズと大阪高槻の試合を観戦する。時間を間違えて、終盤だけの観戦になったが、後半に佐藤渚選手がゴールを決めてあげた1点を守って、1-0で勝利する。試合後、「勝利の舞」を披露し、2度目はスタンドのサポーターにも踊るように呼び掛けた。アウェーで岡山湯郷に勝ったのに続き2連勝だそうである。これからも勝ちを重ねてほしい。
 

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