日記抄(12月30日~31日)

12月31日(土)晴れ

 昨日と本日、経験したこと、考えたこと:
12月30日
 NHKラジオ「まいにちフランス語」応用編は日本でフランス語を教えている2人のフランス人へのインタビューを放送した。最初に登場したダミアンさんは、ボルドー大学で日本語を学んでから来日したそうだが、来日直後、新しい漢字を知ると、それを使ってみることに喜びを感じていたそうである。その後、漢字や文法を知ることよりも、実際に話してみることの方が大事だと思うようになったという。そして日本語のリズムをつかむために、カラオケを利用するようになったそうである。(わかった部分、聞き取った部分だけを文字にしてみると、何か抜けているような気がする。)
 次に登場したフランソワさんは、フランスにいるときは通じにくいといわれていた英語が、日本ではよく聞き取ってもらえたので、そこから自信をつけて、日本語の勉強も進むようになったという。
 「インタビューで広がるフランス語の世界」はこれでおしまい。聞き流してしまった部分が少なくなかったことを公開している。再放送されれば、もう少し熱心に聴きなおすつもりである。1月からは「ガストロノミー・フランセーズ 食を語り、愛を語る」の放送が始まる。

 同じく「まいにちイタリア語」応用編は『古代ローマ幻想散歩』の最終回で、”Le terme"(公衆浴場)が話題として取り上げられた。ローマの公共浴場では様々な湯が楽しめたという。
L'ingresso alle terme costava poco o nulla, ma i servizi del massagiatore, del depilatore e altri ancora si pagavano.(入浴料はとても安いか、あるいは無料だったが、マッサージや脱毛サービスなどは有料だった)そうである。
 毎回、楽しみな内容の放送だったので、これで終わってしまうのは残念である。1月からは2015年の1月~3月に放送された「日本を話そう」の再放送になるが、聞くのをやめて、ラテン語の勉強に取り組むのもいいかもしれないと思っている。

 藤澤房俊『ガリバルディ』(中公新書)を読む。「フランス革命時代に始まり、1861年にイタリア王国が宣言されるまでの、オーストリアからの独立と、イタリア半島の分裂した国々を1つの国に統一する運動を、リソルジメントRisorgimento(再興)運動と呼んでいる」(6ページ)。リソルジメントは同じ時代のヨーロッパの国際政治と不可分に関連し、強く規定されて、達成された。このような流れの中で、イタリアの独立と統一に大きな役割を演じたジュゼッペ・ガリバルディ(Giuseppe Garibaldi 1807 - 82)の生涯を改めて見直そうとする書物である。
 統一後のイタリア国家がどうあるべきかをめぐっては、「イタリア民族」の発見者と呼ばれるマッツィーニ(1805-72)に代表される共和国の樹立を目指す民主主義の路線と、サルデーニャ王国首相、そして統一イタリア王国の初代首相となった大政治家カミッロ・カヴール(1810-61)を中心とする温和的自由主義・君主主義の路線とが対立し、ガリバルディはマッツィーニの側に立つ民主主義者であったが、マッツィーニとは反目しあった時代もあったこと、どのようにして2つの路線が歩調を合わせてイタリア王国を生み出すに至ったかなどがたどられている。
 ガリバルディの最初の妻であったアニータがブラジル人であることは知っていたが、どのような事情で2人が出会ったのかとか、ガリバルディの赤シャツ(実際はシャツというよりもウールの長上着で、ベルトで締めるようになっていたそうである)の由来、さらにはガリバルディ・ビスケットの由来などの逸話も豊富に含まれている。マンゾーニの文学やヴェルディの音楽などもリソルジメントと関連しているのだが、そのあたりのことはあまり詳しく触れられていないのが残念と言えば残念である。

12月31日
 昼、セブン・イレブンからおせち料理を受け取った後、ニッパツ三ツ沢球技場に全国高校サッカー選手権大会1回戦、鹿島学園(茨城県)対高川学園(山口県)、藤枝明誠(静岡県)対東海大仰星(大阪府)の2試合を観戦に出かけた。昨年は神奈川県代表の試合が三ツ沢で行われたため、満員で入場できなかったが、今年は桐光学園の試合が等々力であったために遅れて出かけても何とか入場できた(それでもかなりの観客が集まっていた)。
 第1試合は前半を0-0で折り返したが、どちらかというと優勢に試合を進めていた高川学園が1点を先行、これに対して、終盤になって動きがよくなってきた鹿島がFW上田選手の2ゴールで逆転、2-1で勝利をもぎ取った。
 第2試合はさらに波乱含みの展開となった。前半に東海大仰星が1点を先行、これに対し後半の早い時間帯に藤枝明誠がFKから得点、ところがその直後に東海大仰星がゴールを決めて再び優位に立ち、藤枝明誠がPKの機会を得て同点になるかと思われたが、東海大仰星のGKがよく反応して止め、さらに東海大仰星の選手が1人退場になって数的に劣勢になったが、何とか持ちこたえて勝利を得た。藤枝明誠は攻撃が単調で、東海大仰星の厚い防御の壁を崩すことができず、無念の涙をのんだ。
 等々力に登場した桐光学園は長崎総科大付属に敗れたらしい。昨年のチームに比べて今年はどうも弱そうだと思っていたのだが、印象だけではなかったようだ。

 12月に読んだ本は16冊、見た映画は7本、サッカーの試合は2試合を観戦ということになった。年間の合計では読んだ本が116冊、見た映画が61本、サッカーの試合を44試合観戦したことになる。昨年に比べて読んだ本の数が減り、サッカーの試合の数が増えている。「2016年の2016」が達成できたかどうかはこれから集計して調べてみるつもりだが、数の増減だけでなく、内容の変化についても目を向ける必要がある。

 今年1年、お付き合いいただきましてありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。よい年末をお過ごしください。
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