日記抄(10月7日~13日)

10月13日(木)曇り

 10月7日から本日までの間に経験したこと、考えたこと、その他これまでの記事の補足など:
 Ray BradburyのThe October County (邦訳:十月はたそがれの国)という短編集がある。ブラッドベリの作品をよく読んだ時期があったが、今はあまり読む気がしない(そのうち、また読みたくなるかもしれない)。彼の作品は10月が一番似つかわしい雰囲気を持っているといえそうだ。ほかにもThe October Game and Other Stories (邦訳:十月の旅人)という短編集と、The Halloween Tree (邦訳:ハロウィーンがやってきた)という長編小説がある。

10月7日
 NHKラジオ「まいにちフランス語」応用編はフランコフォンの人たちへのインタビューを放送していて、本日はフランス、カナダ(ケベック州)、カメルーンの人が登場した。世界中には2億7400万人のフランコフォンの人たちがいるという(たぶん、中国語、英語、スペイン語に続いて世界で4番目に多くの人々によって使われている言語ということである)。

 同じく「まいにちイタリア語」は「古代ローマ幻想散歩」(Una fantastica passeggiata nell'Antica Roma)という番組を放送しているが、I Romani facebano una distinzione tra amore e matrimonio. (古代ローマ人は恋愛感情と結婚を区別していた)という話である。

10月8日
 『朝日』と『日経』の朝刊によると、政府の教育再生会議は新たに「学校・家庭・地域の役割分担と教育力の充実」と「子供の自己肯定感改善の環境づくり」の2つのテーマに取り組むことになったようである(『朝日』はもっぱら前者の方を強調して報道)。家庭の在り方が多様化している中で、特定の役割を果たすことを期待することがどのような効果を生むのか。「子供の自己肯定感」とはそもそもどういうことを言うのかなど、議論を煮詰めていく必要がある。

 ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC対V・ファーレン長崎の対戦を観戦する。横浜が前半2点を先制するが、後半に追い付かれて2-2で引き分ける。ハーフタイムの解説で奥寺さんが後半の守備が問題になるというようなことを話していたが、攻撃の方ばかりいじっていた中田監督の采配に疑問が残る。

10月9日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」では”Oscar Wilde"について取り上げた。the Irish playwright -- not just playwright, but journalist, poet, novelist, aphorist, aesthete -- a great celebrity in his time, the greatest celebrity, known for his wit, his flamboyant clothes, his decadance. (アイルランドの劇作家――劇作家というだけでなく、ジャーナリストで詩人で、小説家で、警句家で、耽美主義者で――あの時代の超有名人、有名人の頂点ともいえる人で、そのウィットや、けばけばしい服装や、デカダンスで知られた人物――ということである。
 ダブリンのメリオン・スクェア近くのホテルに泊まったことがあるが、その隣のアメリカン・カレッジ・イン・ダブリンという学校の建物が、昔、ワイルドが住んでいた邸宅だったそうで、メリオン・スクェアにはワイルドを記念する像や碑がいろいろあったことを思い出す。

10月10日
 ポーランドの映画監督であるアンジェイ・ワイダさんの訃報が届く。見逃している作品も少なくないので、回顧上映などで見る機会があれば拾っていこうと思う。

 NHKラジオ「ワンポイント・ニュースで英会話」で、沖縄の遺跡からローマとオスマン・トルコの銅貨が発見されたという話題を取り上げていた(ローマというのは東ローマ帝国のことであろう)。貨幣が国境を越えて、また時代を超えて使われる例は少なくないので、どのようにこの銅貨が伝わってきたのかには様々な可能性が考えられる。

10月11日
 「みんなにアンケート」というブログに「「がんばれ」の言葉の第一印象は「ポジティブ」or「ネガティブ」」という質問の結果が掲載されていて、ポジティブとするものが71件(42%)、ネガティブとするものが41件(24%)、どちらともいえないとするものが38件(34%)ということであった。まあ、一般的に言えば、「ポジティブ」に受け止めることが多いとは思うが、誰に何についてどのような励まし方を受けるかによって、反応は違ってくる。益田ミリさんの漫画に「好きになれない人」というのがあったと思うが、そういう相手に何か言われると、たとえそれが励ましの言葉であっても、気分が本当に悪くなる。

10月12日
 『朝日』の朝刊に「京都非公開文化財特別公開」(10月28日~11月7日)の記事が出ていて、今回新たに京都ハリストス正教会の内部が公開されるということで、そういえば、この教会の前をよく通ったなぁと懐かしく思った(詩のサークルで集まる場所の近くだったのである)。記事には書かれていなかったが、調べてみたところ、日本最初のイコン画家である山下りん(1857-1939)の描いた聖像が2点(『受胎告知』と『大十字架』)所蔵されているはずである。そういえば、我が家の近くにもハリストス正教会があることを思い出したが、いつ出かけても人がいる気配のないのが気になるところである。

10月13日
 NHKラジオ「英会話タイムトライアル」を聞いていたら、look forward toには「どうぞよろしく」という意味があるのだという話が出てきた。こういうことはもっと早く知っておきたかったね。

 同じく「実践ビジネス英語」では”Hoarding Disorder"の話題から、”Obsessive decluttering"(極端なまでの整理整頓)へと話題が移り、さらにThe real danger is what some people call "information obesity" or "infobesity" for short. (本当に危険なのは、人によって「情報による肥満」とか、略して「情報肥満」と呼ぶものだ)という方向に話が展開した。確かに、物の整理とともに、情報の整理、a digital dietが必要な時代になってきているようだ。 
 
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