日記抄(9月30日~10月6日)

10月6日(木)晴れたり曇ったり、残暑厳し

 体調はまだ完全には回復していない。
 前回の「日記抄」で書き落としたことを2つほど:
9月26日の『読売』に東京五輪を目指し政府が100億円の予算をかけて自動翻訳機の開発を急ぐという記事が出ていた。この記事では9言語での開発に取り組んでいるというが、パナソニックとJTBで取り組んでいるのは日本語、英語、中国語、韓国語の自動翻訳だそうである。「主語や目的語のない、砕けた話し言葉や、長文の翻訳は難しく、今後の課題となる」という。この程度のことならば、翻訳機を開発するよりも、係員の研修に取り組む方が機械の開発よりも効果は大きいのではないか。たとえ片言でも、言葉が通じる喜びというのが人間には感じられるが、機械はそんなものは感じないのである。

9月29日の『ラジオ英会話』に出てきた早口言葉:
「瓜売りが瓜売りにきて瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声」
Of all the felt I ever felt,
I never felt a piece of felt
Which felt as fine as that felt felt,
When first i felt that felt hat's felt.
パートナーのケイティ・アドラーさんとジェフ・マニングさんが「瓜売り」をしゃべって聞かせてくれたが、私の方がうまくしゃべれると思った。逆に英語の早口言葉の方は、どう頑張っても敵わない。とりあえず、そういうものだと思っておこう。

9月30日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」の”Just in Jest"のコーナーで紹介された表現:
Life is a zoo in a jungle.
「人生とは、弱肉強食の世界にある動物園のようなもの。檻の中に閉じ込められて窮屈な思いはするが、食われてしまうよりはまだましか」という解釈もあるとテキストには記されている。

10月1日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」は”Our Common Ancestor" (共通祖先)という話題を取り上げた。今から40億年ほど時代をさかのぼると
Finally, we meet a basic lifeform that biologists call LUCA. The name stands for Last Universal Common Ancestor. LUCA is the lifeform we, and all life on Earth, come from.
(ついに、生物学者がLUCAと呼ぶ原始的な生物に行き当たる。LUCAはLast Universal Common Ancestor (全生物の最終共通祖先)の略である。LUCAから人類と、地球上の生物すべてが生まれたのである。)

 そういえば、昔はコアセルベートという物体が生命の起源に重要な役割を果たしたと考えられていた時代があったが、どうも生命の起源にいたる過程は、そのころ考えられていたよりもはるかに複雑なものであるらしい。

10月2日
 横浜FCはアウェーで愛媛FCに0-3で完敗、8位に後退した。何とか残る試合をしっかり勝ち抜いてほしいものである。

10月3日
 一昨日から痛風の発作らしきものが起きているので、かかりつけの医者で診察してもらう。病気はこれだけではなさそうだが、一つ一つ取り組んでいくことにしよう。

10月4日
 大隅良典東京工業大学栄誉教授が今年度のノーベル医学生理学賞の受賞者に決まる。私も東京工業大学で教えていたことがあったので、ニュースを聞いての嬉しさが割り増しされるところがある。
 
10月5日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote”のコーナーで取り上げられた言葉:
More light!
  -―Johann Wolfgang von Goethe
(german poet, dramatist and novelist, 1749 -1832)
(もっと光を。)
 臨終の床に横たわっていたゲーテが、あたりが暗かったので、もっと明るくしてくれといったというのが真相だともいわれる。なお、国会議員になったニュートンが、唯一議会で発言したのが、議場が暗いから窓を開いて明るくしてくれといったことだという話もある。ゲーテは色彩論、ニュートンは光学でも大きな仕事をした。だから、光にはうるさかったのだと考えておこう。

10月6日
 「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote"のコーナーで取り上げられた言葉
Reason and free inquiry are the only effectual agents against error.
           ――Thomas Jefferson (third U.S. president, 1743 -1826)
(理性と自由な探求が、間違いを防ぐ唯一有効な力である。)
たぶん、そうではない。間違いをしたら、「それは間違っている!」と助言してくれる人が、誰か近くに一番いることが間違いを防ぐためには一番有効な力となるだろう。 
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10月6日の日記に

体調がすぐれないとのこと、季節の変化に対応して、いい方向にいきますように。
多くの人にとって、外国人との会話は「片言でも、言葉が通じる喜び」を求めてするわけではない。実務的にやむを得ずするものである。
自動翻訳機の性能が「主語や目的語のない、砕けた話し言葉や、長文の翻訳は難しく」という現状にあるから、開発を止めて「係員の研修に取り組む方が」よい、という主張をされているが、おかしくはないですか? 現状がまだまだ「課題」が多いのは当たり前で、今後「100億円をかける」なりして改善に改善を加えていくのである。「この程度のことなら」と言われるが、「この程度のこと」は開発途上の今のことであって、今後進歩するのである。進歩するはずがないから開発は無駄というお考えなら、それは誤った認識と言わざるを得ない。(なお、「主語や目的語のない、砕けた話し言葉や、長文の翻訳は難し」いということを翻訳機使用教育において学習させ、外国人に向けてしゃべる時には主語を敢えて入れたり、短めに機械が分かりやすいように語る練習などをさせるといいのだ。)
なぜ「係員の研修に取り組む方が機械の開発よりも効果は大きい」のか? この効果の中に佐々木氏は「片言でも言葉が通じる喜び効果」というようなものも含めていると思われるが、そういうものを含めるとしても、自動翻訳機で話が通じ合えた時にも同じような喜びが得られるのではないかと私は思える。したがって、佐々木氏に聞かなければ、なぜ係員の研修の方に軍配を上げるのか理由が分からない。
係員と言われるが、ここで、商店員、警察官、駅員、タクシーの運転手、医者などを想定してみよう。自動翻訳機は、多分10年後くらいの目標としては、9言語くらいは何語で話してきても即対応できるようなものだと思われる。そんな研修がこのような人たちに効果的にできるわけがないでしょう。明らかに機械の勝ちです。
この研修で、結局は英語一つでよしとするようなことになりがちだと思う。その結果は、英語ネイティヴの優位性を残存させることである。世界的民主主義を考えれば、日本が自動翻訳機を先進的に開発し、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、中国、インドネシア、朝鮮(韓国)、ロシア人などが、英語ができなくとも差支えのない世界にすることに貢献することは日本の国家戦略としても非常に重要なことである。
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