日記(9月18日)

9月18日(日)雨が降ったりやんだり

 家の中に黒猫が2匹入り込んでいる夢を見た。何とかしようと抱き上げたら、やせていて、汚れが目立つ。その身の上に同情はするのだが、すでに2匹の猫を飼っている我が家で、これ以上の猫を飼うのは無理だと考えている…ところで目が覚めた。

 Eテレの『日本の話芸』は桂南光さんの『佐野山』を放送した。力は強いが体が小さいのでなかなか上に上がれないでいる親孝行な十両力士の佐野山の身の上に同情した横綱の小野川が、本場所の千秋楽の結びの一番で佐野山と取り組み、わざと負ける。佐野山はこの一番で得た多額のご祝儀で、父親が営んでいた漬物屋を再興し、親孝行(香香)ができた。
 この噺、東京では谷風が負けてやることになっているが、上方では近江の国大津出身の小野川になっていることを知る。佐野山は現在の大阪府泉佐野市の出身だという設定も初めて聞いた。小野川も佐ノ山も現在の大相撲の年寄名跡になっているのは面白い符合である。私の子どものころには、大相撲に小野川部屋があって、成山、信夫山、海乃山などの力士がいたことを思い出す。北の湖が小野川部屋を再興するという話もあったのだが、実現しなかったのは何となく残念である。
 噺の内容だけでなく、見台を置いたりするところにも上方落語らしさがでていた(上方の落語家さんでも見台を置かない人も少なくない)が、全体としては上方風の特色を抑えて、全国の視聴者にわかりやすく話そうとしているように思われた。噺の中には出てこなかったが、十両の筆頭(大相撲の番付だと二段目の一番右側)のことを貧乏神という(これは『広辞苑』に出ている)のは、この噺で覚えたのである。幕内ではないのに、幕内力士と当たることが多いので、この名があると聞いた。

 バスの中で、若い父親が幼い娘と話している。○○ちゃんは大きくなったら、バスの運転手になりたいんだって? 私の子どものころに、そんな夢を持つ女の子はいなかったと思う。小さな女の子が大人になったらバスの運転手になりたいという夢を語るーーというように、世の中は変わってきたのだな、と思った。

 ニッパツ三ツ沢球技場でJ2第32節横浜FC対京都サンガの対戦を観戦する。現在7位の横浜にとって、6位の京都との対戦はJ1昇格のためのプレー・オフ進出のためには負けられない一戦である(1位、2位は自動昇格、3~6位のチームでプレー・オフが行われる)。京都のゴールを守るのは、以前、横浜でプレーしていた菅野孝憲だから、横浜のゴール裏のサポーター席からは拍手とブーイングの両方が聞こえた。
 試合開始前に、スタンドにいた若い女性が、ピッチのほうに何か声援を送っているので何かと思ったら、横浜FC専属チアリーダーの「F!リーダーズ」の1人が彼女の娘さんだったらしい。サッカーよりも自分の子どものチアリーディングのほうが気になっている人もいるのかと思った。(若いといっても、70歳過ぎの私から見て、相対的に若いということであり、すでに彼女の関心は自分の娘の成長のほうに移っているようなのである。)
 試合は前半、風上に立った京都がFWエスクデロ競飛王を中心に速い攻めを見せて優勢に立つが、横浜はエスクデロの出足を2人がかりで止めるなどよく守り、13分にFKのチャンスを得て、イバが左足でしっかりゴールを決めて先行。後半は横浜が風上になり、58分にゴール前でのもみあいから、またもイバが左足で決めて2点目を得る。これに対し、京都が猛反撃を見せて、PKのチャンスを2回奪うが、2回とも、横浜のGK南がセーブするという神がかり的な守備を見せて、しのぎ切り、2-0で勝利して、貴重な勝ち点3を挙げた。この試合のMVPには南が選ばれた。
 横浜がエスクデロを厳しくマークし続けたのと同様に、京都の厳しいマークに満身創痍の状態になりながら、最後までピッチに立ち続けたイバが、試合後、ゴール裏最前列のサポーターと笑顔でハイタッチをしながら、引き揚げていたのが印象に残った。リーグ戦は残り10試合、横浜のさらなる健闘が望まれるところである。
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