詩を書いていた老人

12月11日(火)
 詩を書いていた老人

昔、暮らしていた
外国の町のことだ。

坂道を登ったところに
雑貨屋があり、
店を取り仕切っていた老人は
暇を見ては手帳に
謎めいた美しい文字で、
何かを書きつけていた。
一行が終わらないうちに、
次の行に移っていたので、
詩を書いているのだろうと、
推測していた。

老人はムスリムらしかったが、
誰にでも親切だった。
アフリカ人の女性が
母国に電話をかけるのを手伝い、
シーク教徒の老人に
敬意をもって接していた。
そして私がコピー機を使うのを
黙って見守っていてくれた。

店にはいろいろな人々が訪れ、
さまざまな空気をもちこんでいた。
その中で老人は
詩を書き続けていた。
そして詩を書くことが、
どんな生き方とつながるかを
教えてくれた。
私も、そんな老人になれるだろうか。
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