日記抄(8月12日~18日)

8月18日(木)晴れたり曇ったり、夕方、急に激しい雨が降った。夜にもまた雨が降った。

 8月12日から18日までの間に経験したこと、考えたこと:
8月12日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」は8月3日から2週間にわたり”Technology with the Human Touch" (人間味あるテクノロジー)という話題を取り上げてきた。この中で取り上げられたことの1つはデジタル時代においては、勤務時間と私的な時間との境界があいまいになっている(the blurring of the line between private time and work time)ということである。職場でコンピューターに向かっていても、仕事をせずにネットサーフィンをしているかもしれないという。しかし、昔、外回りの仕事をする人が、喫茶店に入ったり、映画を見たり、パチンコをしたりして時間をつぶして、仕事をしているように見せかけていたという話を聞くから、果たしてこれがデジタル時代特有の現象かどうかは考えてみる余地がありそうだ。

8月13日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」の時間では”Gandhara"を話題として取り上げた。
It was right on the main overland route that connected India, Central Asia, Persia, and beyond, controlling the mountain passes which travelers, traders, artians, scholars, pilgrims -- everyone really -- had to use. A result of all these different people passing through, there was a great mix of religions and artistic styles there, hence the art that we saw today. (インドと中央アジア、ペルシャ、そしてさらに先までを結ぶ主要な陸路が通っていた場所に位置していて、旅人や商人や職人、学者、巡礼者とか、誰もが通らなくてはならなかった峠を掌握していたのである。いろいろな人が通るもので、いろいろな宗教や芸術様式がガンダーラで混ざり合って、それ故にいま私たちが目にするような芸術が生まれたのである。)

8月14日
 横浜FCがアウェーの味の素スタジアムでの対戦で、東京ヴェルディを2-0で破って、これで4連勝を続けている。

 リオデジャネイロ・オリンピックの女子マラソンの実況を見ていた。暑さの中でアフリカ勢が速いペースでレースを作っていったのに、日本選手は対応できなかった。アメリカの代表がかなり後半まで3人一緒に走っていたのに比べて、日本は各選手がばらばらに走っていた感じで、どのような展開を予測してレースに臨んでいたのかを聞いてみたいと思った。オリンピックのように実力の接近した選手が大勢で押し合いへし合いするレースでは、できるだけ後半までチームとして固まって走った方がリスクは少ないはずである。 
 女子マラソンの代表選考をめぐっては、選考方法に議論が集中する傾向があるが、実力に大した違いのない選手の間での選考に運不運があるのはやむを得ないことで、むしろ、実業団中心の選手の養成方法とか、代表を選んだ後の調整の仕方の方にもっと注意を向けていく必要があるのではないか。

8月15日
 終戦記念日。死んだ父は「玉音放送」を聞いた1人であるが、ラジオの受信状態が悪くて職場で聞いていた人たちの誰も、放送の内容が理解できず、多分、もう少し頑張れという放送だと思っていたところ、そのあとで、情報が届いて、「負けた」という放送だと知ったという。放送の趣旨が国民のかなりの部分にすぐには伝わらなかったのは、放送設備の問題なのか、それとも、聞き手の方が戦争に負けるわけがないと思っていた為であるのか、今となっては検証しにくい問題になったように思われる。(徳川夢声の日記には、昭和天皇のお声のやさしさに感動したと書かれているそうだから、いいラジオを持っていた人には天皇の肉声が伝わっていたようである。)

8月16日
 『朝日』の朝刊で永六輔さん、大橋巨泉さんなど初期のTVで活躍した方々が最近相次いで亡くなられたのをしのんで「笑いにのせて」というインタビュー特集を掲載している。第1回は萩本欽一さんで、永六輔さんのことばかり喋って、大橋巨泉さんのことは一言も話していないが、あまり馬が合わなかったようである。

8月17日
 「笑いにのせて」の第2回は、作家の五木寛之さんが登場されて、初期のテレビで活躍された方々の多くが三木鶏郎の冗談工房の関係者であったことを指摘されていたのが、興味深かった。五木さんとか、野坂昭如さん、井上ひさしさんなどは活字の世界に転じていったのだが、永六輔さんとか、大橋巨泉さんはあくまで話し言葉の世界で頑張ったとその仕事ぶりを評価されていたのも注目してよいことである。

8月18日
 「笑いにのせて」の第3回は、私と同い年のピーコさんが、「戦争いやだ」の声が心にしみた、目撃した人の声の力強さを感じたと述べている。戦争を経験した自分よりも上の世代の実感を受け止められる世代と、それが受け止められなくなっている世代というのがあるのかもしれない。

 阿野冠『谷根千少女探偵団 乙女稲荷と怪人青髭』を読み終える。実在する舞台に多少の脚色を加えて、美少女が3人行方不明になるという事件を、これまた一応美少女4人組が探していくという奇想天外な探偵ストーリーが展開する。当ブログをずっとお読みいただいている方はご承知かと思うが、私も一時、谷根千(というか千駄木)で暮らしていたので、舞台についてイメージを浮かべながら読み進んだ。
 

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

tangmianlaoren

Author:tangmianlaoren
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR