日記抄(6月10日~16日)

6月16日(金)雨が降ったりやんだり

 6月10日から本日までの間に経験したり、考えたことなど:
6月10日
 NHKラジオ「まいにちロシア語」応用編に登場したなぞなぞ(面倒くさいので、謎の部分のロシア語は省略):
 夏は畑で、
 新鮮、緑。
 冬は樽の中、
 固くて、しょっぱい。

 答え: Огурцы

 じっとしているおじいさんが、オーバーを着ています。
 脱がそうとする人は、
 涙を流します。

 答え: Лук

 最初の謎の答は「キュウリ」、2番目の答は「タマネギ」。ロシアのキュウリとタマネギを食べたことはもちろん、観たこともないが、日本のものよりも大きいのではないかと勝手に想像している。問題は大きさではなく、どんな味がするかだ‼

6月11日
 シネマジャックで『つむぐもの』を見る。初日だったので、上映後に犬童一利監督の舞台挨拶があり、質疑が交わされた。越前市を中心とする福井県の丹南地域と、韓国の扶余(プヨ)を舞台に、妻を亡くし要介護となった和紙職人と、勘違いで来日した韓国人ヘルパーとが、ぶつかり合いながらも、次第に心を通わせていく。和紙職人を芸歴50年目にして初主役という石倉三郎、ヘルパーをキム・コッピが演じている。犬童監督によると、越前市と扶余との交流がひとつのきっかけになって、和紙作りという伝統産業の継承、介護の問題を組み合わせて取り組んだということだが、問題が多すぎてストーリーが拡散し、不自然になっているのではないかという印象を拭い去ることができなかった。

 東海林さだお『レバ刺しの丸かじり』(文春文庫)を読み終える。内容よりも、解説で平松洋子さんが触れている東海林さんの入院の件が気になる。「さて、12月某日、無事に社会復帰を果たした東海林さんを囲んで、地元西荻窪でささやかな退院祝いを催しました。退院以来、初めてのおんも。不本意な食事事情に甘んじてきた東海林さんにとって、待望の、しかしおそるおそるの外ごはん。ただし、何より好きなビールはしばらくお預けだと言われちゃってねえ、と哀しげな表情です。」(229ページ、平松さんの解説より) あとはどうなったか、ご自分で確かめてみてください。

6月12日
 Eテレの『日本の話芸』で入船亭扇遊師匠の「明烏」を視聴する。堅い一方のせがれの将来を心配した父親が町内の遊び人に頼んで、御稲荷さんのお籠もりだと偽って、吉原へと連れだしてもらう。はじめのうちは騙されていた息子であるが、とうとうここが吉原だと気づいて…。といっても、噺の冒頭でも触れられていたように、吉原の廓がなくなってから60年近い日時がたってくると、この噺の面白さというのが伝わりにくくなってきているのではないか。私が若いころに廓噺を聞かせていた落語家たちは、「私も見学に行きました」などと自分の経験を差し挟んでいたが、そういうことも難しくなっているわけである。

 私の住所一帯の鎮守の神社の祭礼と近くの高校の学園祭が重なる。高校の学園祭の方が圧倒的に人気を集めて、市営バスが増発されるほどの盛況ぶりであった。学園祭の人気と神社の祭礼の不人気を対照して、大いに考えさせられた。

6月13日
 NHKラジオ「まいにちイタリア語」の「聴きとってみよう」のコーナーで放送された会話:
Moglie: Andiamo a vedere questo film? (妻: この映画、観に行かない?)
Marito: È un film d'amore, vero?  (夫: 恋愛映画だろ?)
Moglie: Sì, ma da cosa lo capisci? (妻: そうだけど、どうしてわかるの?)
Marito: Daltitolo! Senti, io preferisco rimanere a casa. (夫: タイトルを見ればね! あのさ、 僕は家にいるほうがいいや。)
私は、恋愛映画を見るのはそれほどいやではない。むしろ男性向きにつくられているような映画の方を敬遠したいところがある。

6月14日
 NHKラジオ「まいにちフランス語」で《entendre》と《écouter》の違いが説明された。《entenre》な「意思とは関係なしに、耳に入ってくる」、《écouter》は「意思をもって聞く」という違いがあるという。例えば、ラジオで音楽が流れた後に、こんなナレーションが入る。Nous venons d'entendre la symphonie no 2 de Brahms. (ブラームスの交響曲第2番をお聞きいただきました。) うーん、ブラームスの4番まである交響曲のうち、ここで2番が出てくるのはなぜか、番組関係者の誰かが好きな曲なのか?などと余計なことを考えてしまった。

6月15日
 日活ロマンポルノの初期に活躍した中川梨絵さんの訃報が流れたかと思ったら、東宝の主力女優の1人であった白川由美さんが亡くなったというニュースが報じられた。お二人の年齢差は12歳で、活躍された時期を振り返ってみると、日本の映画の歴史の一断面を知ることができる、などときいたようなことを書いたが、実はお二人の出演作品はほとんど見ていない。白川さんの出演作では川島雄三の『特急ニッポン』(これはなかなかの傑作)を見ているくらいである。夫君であった故・二谷英明さんの映画はかなりの数みているのだが・・・。

6月16日
 北海道南部を中心に東北地方にも広がるかなり強い地震がありました。幸い、大きな被害は出なかったようですが、揺れを感じた方々にお見舞い申し上げます。余震に気をつけてください。

 NHK「ラジオ英会話」に出てきた表現:
"the life of the party "というと「場の盛り上げ役」、逆に〝the death of the party"というと「盛り下げ役」ということになる。

 宮下奈都『田舎の紳士服店のモデルの妻』(文春文庫)を読み終える。
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