日記抄(6月3日~9日)

6月9日(木)今のところ、あまり強くない雨が降ったりやんだり

 梅雨の季節になった。それぞれの性格や人生経験を反映して、この季節が好きだという人と、好きではないという人がいる。好きな面と嫌いな面があるという人も少なくないだろう。映画を見に出かけるのに天候はあまり関係がないが、雨の中でスポーツの試合を観戦・応援するのはいやである(負け試合だと余計にいやになる)。

 6月3日から本日までの間に経験したこと、考えたことなど:
6月3日
 横浜シネマ・ジャックで『すれ違いのダイアリーズ』を見たことは既に書いたが、映画館に出かけるのにこれまでは地下鉄を利用していたが、今回はバス(市営68番)を利用してみた。この路線の途中の藤棚の停留所の近くにシネマ・ノヴェチェントがあり、横浜市内の特色ある映画館2カ所がこの路線の沿線にあることになる。横浜駅東口から出ている102番も似たようなコースを走っているはずである。
 なぜ、バスに乗ったかというと、太陽の光を浴びるほうがなんとなく安心だからである。黄金町(この停留所を利用したことはない)で下りたのだが、京浜急行の黄金町駅や平戸桜木道路(国道202号)と藤棚浦舟道路の交差点よりも北側にとまったので、映画館まではだいぶ歩くことになった(次の阪東橋で下りた方が近いはずである)。映画館に向かう途中でウナギやすっぽんの料理の店を2軒も見つけたが、このあたりがむかし「青線」であったことと関連するのだろうか。ウナギは食べない方がよいと医者に言われているので、この発見はあまり役に立たない。
 映画を見た後、末吉町の洋食屋・洗濯船で食事をした。この店は夜は酒が飲めるようで、〆張鶴や八海山など新潟の酒の名が貼りだされていた。シネマ・ジャック&ベティの近くには有名無名の飲食店がかなりあり、映画館の半券をもっていくと割引してくれる店もあるので、いろいろ探索してみようと思っている。

6月4日
 ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCシーガルズとアンジュヴィオレ広島の対戦を見る。なでしこリーグ2部9位の横浜と10位(最下位)の広島の対決で、広島での試合では横浜が勝っているので、3勝目(ホーム初勝利)の期待がかかったのだが、1-2で敗れた。広島は初勝利である。どうも、選手の力量に差があり、チームもばらばらである。監督の指示が正確に伝わっていない様子であり、なにかテコ入れが必要に思われる。

 横浜駅西口一帯の鎮守である浅間神社の祭礼で、浅間下のバス停の辺りから神社の方角に向かって露店が出ているのがバスの中から見えた。旧東海道沿いにある大網金刀比羅神社のほうが横浜駅には近いのだが、浅間神社が鎮守になっているのは、知名度の問題であろうか。

 椎名誠『殺したい蕎麦屋』(新潮文庫)を読み終える。私は蕎麦屋で酒を飲むことが多いので、上品ぶった蕎麦屋に腹が立つという椎名さんの気持ちはわからないでもない。

6月5日
 Eテレ「日本の話芸」で、古今亭志ん輔師匠の「火炎太鼓」を視聴する。演者の大師匠である5代目の古今亭志ん生が得意にしていた噺で、あまり目の利かない道具屋が僥倖で大金を手に入れるという物語の危なさと、志ん生のご本人の性格丸出しの語りぶりとがうまく合っていたのを思い出す。一度、高座での口演を見ておきたかった。

6月6日
 NHK「ラジオ英会話」は”Fact or Fiction?”(真実か虚構か)というシリーズを取り上げている。今回は”Unidentified Flying Objects" (=UFO、未確認飛行物体)についての会話で
I have a feeling htey're out there.
(彼らはどこかそのあたりにいるような気がします。)
と登場人物が、UFOが既に地球上に宇宙人を上陸させているような気がするという見解を述べる。
 それはともかく、1978年の3月に北陸のかなり広い範囲でUFOが目撃されたことがあって、私も目撃者の1人であった。ちょうど映画館で『未知との遭遇』を上映していた時期で、よくできた偶然の一致だと思った。映画を見に行ったら、ばったり教え子に出会い、これは「既知との遭遇」であった。

6月7日
 NHKラジオ「まいにちイタリア語」で
I giovani italiani leggono molto i manga giapponesi.
(イタリアの若者たちは日本の漫画をたくさん読みます。)
という文が出てきた。"manga"は日本語そのままで、-aで終わるイタリア語の名詞は普通女性名詞であるのに、なぜか男性名詞で、しかも単複同形ということである。その一方で、果物の柿も日本語からの外来語でcachi(カーキ)という。イタリア語の-oで終わる男性名詞は複数では-iという語尾を取るので、cachiは複数だとして、1個の柿という意味で(カーコ)という人もいるそうである。

6月8日
 NHK「ラジオ英会話」では
Do you believe Bigfoot is really?
(ビッグフットは実在すると信じますか?)
という話題が取り上げられた。ビッグフットは大きな足を持つ猿人で、北米などに実在するといわれるが、真偽のほどは定かではない。ヒマラヤの雪男のアメリカ版である。以前、Eテレで放映されていた『アイ・カーリー』の第65回で、主人公のカーリーがビッグフットは存在すると考えているのに、ほかの登場人物は存在しないといい、実際に山の中に捜索に出かけるというのがあった。ビッグフットについての本を書いた学者が、本が売れないので、自分で毛皮を被ってビッグフットになりすましたりして、例によって大騒ぎが続く…。

 ニッパツ三ツ沢球技場でJ2の横浜FC対水戸ホーリーホックの試合を観戦する。1-1で惜しくも引き分け。
 ついでに言えば、ホーリーホックhollyhockというのはタチアオイで、水戸の殿様の家紋に因んだ命名、名古屋グランパスのgrampusはシャチで名古屋城の鯱鉾に因む。和歌山にもJリーグのチームができると、御三家が揃うのだが、見通しはあまりなさそうだ。

 NHKラジオ「レベルアップ中国語」では「つかみの一言」として「打草驚蛇(dacao jingshe)」という表現が出てきた。日本語の「藪をつついて蛇を出す』というのとは違って、蛇がいるか探るために草を叩いてみようということで、消極的な意味でも、積極的な意味でも使われるという。出演者の魯さんが暮らしていた北京は緯度が高いので蛇にお目にかかることはまずないが、日本の公園に遊びに出かけて蛇に出会い、びっくりしたと話していた。
 一昨日紹介したColyn Joyceさんのエッセーの中で”Japan is a safe country."という"myth"に言及して
We have very few snakes, of these very few are poisonous and these are only mildly posonous.
(わが国にはほとんど蛇はいないし、その中でも毒蛇はきわめて少ないし、いても猛毒ではない。)
と述べていたのを思い出す。世の中には蛇とか爬虫類が好きでたまらないという人もいるから、一概には言えないが、蛇には気を付けた方がよいだろう。

NHkラジオ「実践ビジネス英語」の時間は、”Don't Work Too Hard"(働きすぎないで)というビニェットを取り上げることになった。登場人物の1人が言う:
It seems America has become a no-vacation nation.
(アメリカは、休暇のない国になってしまったようです。)
 労働環境が変化しているのは日本だけではないらしいが、だからと言って、労働者の基本的な権利を無視してよいというわけではない。

6月9日
 本日の『朝日新聞』朝刊で女優・監督のジョディ・フォスターさんが新たに監督した作品『マネーモンスター』のことや、ハリウッドでなかなか女性監督の作品が製作されないという問題について話していたのが興味深かった。今回の作品が監督第4作になるという。
 日本では、田中絹代が6本監督したのが最高とされているが、浜野佐知監督が5本、三島有紀子監督が今年公開予定の『少女』を含めて4本と追い上げている。ただ、浜野さんは一般映画のほかに、ピンク映画を数え切れないほど手掛けていて、その中には、見るべき価値のある作品も少なくないという。このあたりをどう評価するのか、観る側の映画観が問われるところであろう。

 NHK「ラジオ英会話」の本日の回は、ネッシーの話題を取り上げた。もう20年くらい昔になるが、スコットランドのエディンバラで過ごしたことがあって、そこで見かけた絵葉書のなかでネッシーが舌なめずりをして、「先日やって来た観光客はおいしかったので、もっとよこしてください」と観光局に手紙を書いていたのを思い出す。英国ではこの種のユーモアを盛り込んだ絵が絵葉書が土産物屋にならんでいるので、眺めていると面白い。 
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