語学放浪記(51)

5月30日(月)雨が降ったりやんだり

 この記事の50回目というのを書いたのが、去年の8月1日だったから、10か月ぶりということになる。外国語の勉強についての思い出はいろいろあるし、また勉強を続けてもいるのだが、その中で、何を書いていくかについては迷うことが多い。自分自身の内発的な関心もあるが、行きがかりとか、ちょっとした思い付きというようなふらふらした理由もあって、この4月からは中国語とロシア語のラジオの番組も聞くことにした。拘束される時間が増えて、生活全体にもそれが波及し、あまりうまくいっていない。今後の方針を立てていくためにも、現状を整理してみた方がよいと思って、ここに書き記す次第である。

 現在、定期的に聞いているラジオの語学番組は「ラジオ英会話」、「入門ビジネス英語」、「攻略!英語リスニング」、「ワンポイント・ニュースで英会話」、「実践ビジネス英語」と英語が5番組、その他の言語では「まいにちフランス語」(入門編・応用編)、「まいにちイタリア語」(入門編・応用編)、「まいにちロシア語」(入門編・応用編)、「レベルアップ中国語」を聞いている。

 英語についていうと、「ラジオ英会話」と「入門ビジネス英語」がB1(社会生活での身近な話題について理解し、自分の医師とその理由を簡単に説明できる)、「攻略!英語リスニング」と「ワンポイント・ニュースで英会話」がB2(社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる)、「実践ビジネス英語」がC1(広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる)という位置づけになっている。この目安はヨーロッパ言語共通参照枠に基づいて設定されたものだそうであるが、具体的に個々の番組を聞いてみないと、「幅広い話題」とか、「広範で複雑な話題」というのはこういうことだろうなと分からないところがある。
 「ラジオ英会話」は講師の遠山顕さんとパートナーのケイティ・アドラーさん、ジェフ・マニングさんの組み合わせが長く続いており、息の合った番組の進行が聞き手にも伝わってきて、楽しく聞いているが、すべてを理解できているというわけでもない。「入門ビジネス英語」は昨年同様に柴田真一さんが講師を担当しているが、パートナーがリンジー・ウェルズさんに代わった。昨年度のハンナ・グレースさんが女優で発音がきれいな一方で少し頼りない感じがあったのに対し、リンジーさんは英語教育の専門家のようで、どんな番組になるかが気になるところである。”Practical Business Phrases"というコーナーが新たに設けられ、役立つ表現についてさらに多く学ぶ機会が増えたが、どこまでそれらの表現を覚えていけるか。「攻略!英語リスニング」は最も力を入れて聴いている番組であるが、2日目の”Repeat and Look up"という英文の暗唱のコーナーがなかなかうまくできない。「実践ビジネス英語」は内容的には難しいが、とりあえずは内容を理解するという受け身の姿勢で何とか聞き続けている。
 英語については、番組を聴くだけではなく、テキストに収録されている文章を読むとか、いろいろな問題を解くとかいう取り組みも必要だし、それ以上に自分の興味のある問題について、英語で書かれたものも読んでいく事にももっと熱心に取り組むべきだと思っている。

 今年は、フランス語を大いに勉強しようと思っているのだが、なかなかうまくいかない。日常のメモなど、できるだけフランス語を使おうと思っていたのだが、結局フランス語でかっくのは日付だけであるというのが現状である。初級編は何度も繰り返して聴いてきたので、だいたいわかるのだが、終盤になって急に難しく思われてくる…ということがないようにしっかり聞いていこうとは思っている。それ以上に、応用編の方にしっかり取り組めていないのが問題である。ラジオの番組を聴くことに加えて、簡単な本を読むことも心掛けるつもりで、その簡単な本を見つけるのがなかなか難しい。

 イタリア語については今のところ順調だが、そもそもなんでイタリア語を勉強しているのかというと、楽しみのためということで、あまり実用のプレッシャーがかからないから気楽だということのようである。応用編のイタリア語の作文の時間は、ほとんど聞き流しているのだが、6月は漱石の『吾輩は猫である』のイタリア語訳が試みられるので、態度を改めようと思っているところである。

 「レベルアップ中国語」を聞いていると、私が大学時代に習ったのとは、中国語がかなり違ってきているし、その分難しいという感じがするのだが、テキストで展開されている物語が面白いのと、講師の加藤徹さんと2人の中国人出演者との会話の面白さで何とか持ちこたえて聴いている。現在の番組は6月までの放送で、7月から内容が変わるので、それから先も聞き続けるかどうかは、その時に考えることにしようと思っている。

 ロシア語については、入門編からすでにお手上げという感じで、40年を超える空白期間の大きさを実感しているところである。それでも入門編における講師のオレーグ・ヴィソーチンさんと、アシスタントのいちのへ友里さんの息の合った進行がなかなか楽しく、ロシアの文化とか、ロシア人の考え方について知る機会というつもりで聞くことにしている。10月以降も聞き続けるかどうかは、これまたその時に決めるつもりである。実はテレビ番組の方に切り替えようかということも考えている。

 私の関心からいえば、中国語やロシア語を勉強するよりも、ラテン語とギリシア語を勉強するほうが有益だと思うのだが、なかなか取り組むことができずにいる。古典語については、ラジオ・テレビで番組を組んでいないので、自分で時間を見つけて勉強しなければならないが、それが結構難しい。何事にせよ、それがどのくらい難しいかというのは、実際に取り組んでみなければわからないところがある。だから、実際に取り組んでみた方がいいというのが私の哲学である(落語の『試し酒』の精神である)。
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