日記抄(5月6日~12日)

5月12日(木)晴れ

 5月6日から本日までの間に経験したこと、考えたことについて書いていくが、その前にお詫びと訂正、そして補足:
5月10日付の当ブログ「横浜の迷い方」で、横浜市営バスの35番には内回りと外回りがあると書いたが、これは私の認識不足で、浅間下、三ツ沢方面から栗田谷・松本を通って、反町に出て、横浜に戻ってくる路線しかなかった。したがって、バスに乗り込んできたおばあさんのいうことが正しく、私のほうが間違っていたことになる。おばあさんの間違いは、50番に乗ればいいところを、35番に乗ってしまったということになる。とにかく、早とちりで間違った情報を掲載してしまったことについてはお詫びしなければならない。

 この記事をめぐり、「散歩三昧」の管理人であるAz-Takさんから私の出身校についてのコメントを頂いた。Az-takさんが見抜かれたように、私の母校は横須賀から大船に移った学校であるが、硬式野球部がない代わりに、全国高校サッカー選手権に2回出場している。(実は在学中に、私の1年下の学年が頑張って全国大会に出場し、サッカー部員が募金活動をやっていたことを覚えている。) 硬式野球といえば、Az-Takさんの母校は私の高校時代、のちに東京六大学で完全試合を達成する渡辺泰輔投手を擁して2年連続で神奈川県大会の決勝に進んだものの、全国制覇を達成した法政二高に敗れた学校である――と書けば、どこか、わかるはずである。

 4月29日に春の叙勲者が発表されたが、その中に、元同僚がいたので、お祝いの手紙を書こうと思ってまだ書いていない。お祝いにことよせて、近況を知りたいというのが本音であるが、だからといって、遅れてもいいということにはならない。
 そういえば、女優の富司純子さんが旭日章受章を受賞したのだが、彼女は私と同年である。わたしと同年というと、波野久里子さんとか、水前寺清子さんもそうであるが、今回は対象から外れたようである。同じ年の早生まれというと、吉永小百合さんとか、栗原小巻さんとか、松原智恵子さんとか、(どさくさ紛れに付け加えると)本間千代子さんがいるのだが、今のところこの種の噂を聞かない。

5月6日
 太田昭彦『山の神さま・仏さま』(ヤマケイ新書)を読み終える。著者は高校時代にワンダーフォーゲル部で活動し、その後社会人山岳会で経験を積んだ登山家⇒山岳ガイドであるとともに、縁あって神仏先達の道を歩み始めたという経歴の持ち主である。山と神仏との関わり、実際に登山を通じて感じられる神仏の存在や、登山に際して守るべき作法などについて広く記されている。目を通しておいて損はない書物ではないかと思う。

5月7日
 似鳥鶏『家庭用事件』(創元推理文庫)を読み終える。これまで「市立高校シリーズ」として発表された作品の隙間を縫いつくろう形で書かれた短編小説集である。シリーズのこれまでの作品を読んでいる読者には、それぞれの読み方があると思うのだが、この作品から始めて、シリーズの他の作品を読む読者はどんな感想をもつだろうか。

 ニッパツ三ツ沢球技場でなでしこリーグ2部第8節の公式戦:横浜FCシーガルス対日体大Fields横浜の対戦を観戦した。シーガルスが1点を先行したのだが、日体大が追いついて1-1の引き分けに終わった。どうも同じような試合を繰り返しているという印象が残る。

5月8日
 これまでの英語、フランス語、イタリア語の勉強に加えて、4月から、中国語とロシア語をさらい始めているが、イタリア語とロシア語については応用編は難しくて歯が立たない。それでも習うより慣れろというわけで、番組を絶やさず聴くようにしている。その一方で、読む方についてもなにか易しく、読みやすい文献を読もうとインターネットで探しているのだが、見つからないままである。
 
5月9日
 ゴールデン・ウィーク中は再放送であったNHKラジオの語学番組が先に進み始めた。「英会話タイムトライアル」と「ラジオ英会話」がDo you need help? という表現を共通して取り上げていたのが、番組間の連携の一例として興味深かった。

 ヨハンナ・シュピリの『ハイジ』の英訳がプロジェクト・グーテンベルクに入っているのを見つけ、2章まで読んだ。NHKラジオ「攻略!英語リスニング」の確か4月23日放送分で、講師の柴原智幸さんがmercenary(傭兵)という言葉に関連して、ハイジの祖父である「アルムおんじ」がかつて傭兵であったというくだりを読んでびっくりしたという話をしていたが、物語の最初の方で、ハイジの亡くなった母親の妹(ということは叔母)であるデーテが、アルムおんじは裕福な地主の跡取りだったのが、身を持ち崩して財産を失い、そのためにナポリに出かけて兵隊となったという話をしている。まだイタリアが統一国家になっていない時代に、南イタリアの大部分はナポリ王国の領土であったのである。

5月10日
 テレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』が4月から模様替えになり、これまでアシスタントであった吉田真由子さんが卒業しただけでなく、4人いたコンパニオンの1人であった新妻さと子さんも姿を消したことについては、既に書いたが、美人が2人いなくなると、どうも番組の魅力が薄れるように思える。そのためであろうか、新妻さんが出演するCMが番組中に挿入された。残る3人のコンパニオン、青木さん、永浜さん、橋本さんに頑張ってもらいたいのはもちろんであるが、新人の補充を期待したいし、希望者はいくらでもいるのではないかと思う。

5月11日
 横浜駅西口のバス乗り場に若い女性が2人並んでいて、一見したところではわからなかったが、2人が話している言葉で、中国人だと推測した。別に喧嘩しているわけではないのに、対話が喧嘩腰に聞こえたのはどういうことであろうか。
 その前に、英語での会話を聴いていたので、余計に、中国語での会話のきつい調子が記憶に残った。英語の方は多少聞き取れたのであるが、中国語の方はほとんど聞き取れなかったのである。

 朝日新聞のいしいひさいちさんによる連載漫画「ののちゃん」の本日の回にタブチ先生という人物が登場した。「ホームランはヒットの延長はまちがいだ。ヒットはホームランの打ちそこないだ」などと威勢はいいのだが、実際には空振りばかりしている。いろいろと、考えさせられる。

 児美川孝一郎『夢があふれる社会に希望はあるか』(ベスト新書)を読み終える。夢があふれていても、実現の可能性がないというのは、かなり悲惨な状態である――ということを述べた書物である。

5月12日
 午前中、NHKカルチャーラジオ『教養としてのドン・キホーテ』の5月5日放送分の第5回「黄金世紀とは?--セルバンテスとロペ・デ・ベガ」の再放送を聴きなおしたが、夜放送された第6回「幻の短編小説――名作の誕生秘話」を聞きのがした。黄金時代(Siglo de Oro) はとても栄えた意味で広く使われる「黄金時代」と区別して、16・17世紀のスペイン文化について語るときに使われる言葉だという。当ブログで、ローマ黄金時代という言葉をよく使うが、これはローマの初代皇帝アウグストゥスの治世(紀元前27-紀元14)時代についていう。この時代、ウェルギリウスをはじめ、ホラーティウス、オウィディウスなどの大詩人が輩出して文運が隆盛を極めた。この時代を英語でAugustan Ageという。辞書によると、この表現は「一国の文芸隆盛時代、古典主義時代」についても用いるという。イングランドでは1700-26年ごろのアン女王、ジョージ1世の治世の時代、ポープ、アディソン、スウィフトなどが活躍した時代についていう。文学だけでなく、そのほかの文化の領域でもさまざまな才能が開花した、私の好きな時代の1つである。ウェルギリウスがその田園詩で歌いあげた黄金時代(英語でGolden Age)というのは、これとは別で、人類の歴史の最初期に神話的に想定された、万物の実りが豊かで、人間は働かなくても自然の富により生活ができた時代をいう。
 
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