日記抄(2月26日~3月3日)

3月3日(木)晴れ

 2月26日から本日までの間に経験したこと、考えたことから:
2月26日
 昨日(2月25日)、黒田龍之助『外国語を学ぶための 言語学の考え方』(中公新書)を読んだのだが、論評が済んでいないので、ここで取り上げることにする。外国語を学ぶ際に必要なのはまず語彙と文法であるが、それだけではその言語に上達することはないだろう。外国語学習を料理にたとえると、食材だけでは料理ができない。調味料が必要である。その調味料の役割をするのが、言語学であるという。
 言語は常に変化するという考えてみれば(考えなくても)当たり前のことが、なかなか理解されない世間の中で、言語についてどう考え、どう教えていくかについての様々な思索が詰まった書物である。
 
2月27日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」では”Obesity"(肥満)を話題として取り上げた。私自身が、かなりの肥満体だから、一生懸命になって聞いていたか――というとそうでもないのが、人情の不思議なところである(なんて言っていていいのかな!?)

2月28日
 ニッパツ三ツ沢球技場に、Jリーグ2部の第1節:横浜FC対カマタマーレ讃岐の試合を見に出かけた。10,000人近い観衆が集まり、座る席を探すのに苦労したのだが、0-1で敗れる。相手のゴール近くにまでは迫るのだが、決定力がないという欠点は今年も解決されそうもない。

2月29日
 NHK「ラジオ英会話」ではI feel like a million dollars!(私は最高の気分です!)という表現を学んだ。直訳すれば、「私は百万ドルの気分です!」ということで、dollarsの代わりに、euroやyenを使う場合もあるというが、euroはともかく、yenだとかなり値打ちが低い感じがするのではなかろうか。
 むかし、神戸の大学で学会があった際に、懇親会でその大学の学長が「神戸の百万ドルの夜景をお楽しみください」と言った。その後の談話の中で、昔のプロ野球南海ホークスの百万ドル内野陣{飯田―岡本(森下)―蔭山―木塚}というのを思い出すといったら、近くにいた人たちから「古い」と言われたのを思い出す。

 山本紀夫『トウガラシの世界史』(中公新書)を読み終える。
 トウガラシは中南米原産で、大航海時代以後に世界中に広がった。
 トウガラシは、辛い品種ばかりでなく、そうではないものもある。
 トウガラシは日本から韓国へと伝わった(らしい)。豊臣秀吉が朝鮮に出兵した際に、韓国に伝わったという説がある。(日本のほうが韓国よりもヨーロッパと接触するのは早かったので、これは、かなり妥当性のある議論である。)

 先週は「まいにちフランス語」の時間で映画『男と女』の話題が取り上げられたが、今週は「まいにちイタリア語」で映画をめぐる話題が取り上げられている。
Anna Magnani è la prima attrice italiana a ricevere il Premio Oscar.
(アンナ・マニャーニはアカデミー賞を受賞した初めてのイタリア人女優です。)
Sofia Loren ha recitato la parte di Giovanna, la protagonista.
(ソフィア・ローレンは主人公のジョヴァンナ役を演じました。)
 アンナ・マニャーニがアカデミー主演女優賞を受賞したのは1955年の映画『バラの刺青』である。彼女の出演作で私が見ているのは『無防備都市』『サンタ・ビットリアの秘密』「フェリーニのローマ」の3本。彫りの深い顔立ちで、線の太い個性が強い印象を残す女優であった。
 ソフィア・ローレンが主人公のジョヴァンナ役を演じた映画は『ひまわり』(I Girasoli)である。第二次世界大戦のロシア戦線で行方不明になった夫を訪ねて旅するジョヴァンナが一面に広がったひまわりの畑の中を歩いていくシーンと、テーマソングが印象に残っている。

3月1日
 イタリア語で、映画作品を評価する表現:
È un film da non perdere. (この映画は見逃すべきではない≂絶対に観た方がいいよ。)
Vale la pena di perderlo. ((その映画を)観る価値があるよ。)
Non vale la pena di vederlo. ((その映画を)観る価値はないよ。)
Non vale niente!(何の価値もないよ(つまらない映画だよ)!)

3月2日
 「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote"のコーナーで、
Freedom is the recognition of necessity. (from Anti-Dühring)
  ――Friedrich Engels (German social scientist and philosopher, 1820-1895)
(自由とは、必要性を認識することである。)
という言葉が紹介されていた。むかし読んだ『反デューリング論』ではnecessityに相当する語句(もともとはドイツ語のはずである)は「必然性」と訳されていたと思う。

 オリンピックのアジア地区最終予選の28日の試合でオーストラリアに1-3で敗れた日本女子代表チームは、韓国と1-1で引き分け、オリンピック出場がいよいよ難しくなった。相手チームによる日本チームへの研究が進んで、なかなか勝てなくなってきたようである。

3月3日
 NHK「ラジオ英会話」は、スカーレット・オハラがレット・バトラーが出ていったことを友人に語るという内容で、最後に
After all, tomorrow is another day.(何はともあれ、明日は別の日!)と、気持ちを切り替える。小説、および映画『風と共に去りぬ』の最後の台詞で、今でもヴィヴィアン・リーの口調をまねて、普通だと強調しない前置詞のafterや、be動詞isも強調してこの言葉を口にする人がいるという。
 ヴィヴィアン・リーが学んだRoyal Academy of Dramatic Artsの近くに滞在していたことがあり、その後も何度かこの演劇学校の前を通った。他のどの学校の前を通ったことよりも、英国の多くの名優の母校であるRADAの前を通ったことが、忘れられない思い出になっている。 
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