語学放浪記

3月27日(水)曇り、時々雨

 これまで勉強したことがある外国語は、数え方によって違うが10前後ある。勉強したというだけで、不自由しない程度にできると思う言語は1つもない。

 小学校4年生の時に、私立小学校に通っていたのであるが、英語を始めた。その後、ずっと英語の勉強を続けてきた。しかし特に大学進学後は読む一方で、書いたり話したりするのは時たま経験するだけであった(現在でもそれほど変わっていない)。それでも他の外国語よりは勉強してきた量や、実際にその言葉が主に話されている国で生活した時間が多いので、読み、書き、話す能力はかなり勝っている。

 大学で第二外国語として選んだのはドイツ語であったが、あまり相性はよくなく、単位を落として留年する原因になったりした。その後、大学院に進学するために勉強したり、就職のために必要だと言われたりして勉強したりしたが、とにかく辞書を引いて読むというレヴェルに達しないまま、ある時点でやめてしまった。本を読んだことはないが、ドイツ人(オーストリア人だったこともある)と話すときに、英語の中にドイツ語の単語を混ぜて話したりしたことは何度かある。そういうことで役には立ったと思う。

 ドイツ語を落とした理由の一つは、大学の2年目になってよせばいいのに中国語を始めたためである。中国語の方に興味が移ってドイツ語がお留守になった。中国語は発音が難しく、そのため本を読むことはできても会話の方はなかなか上達しない。現在は中国よりも欧米に関心があるので、中国語の勉強は中断させている。

 2年生をくり返すことになってとらなければならない授業が減ったこともあり、ロシア語を勉強した。中国語の先生の研究室にいたら、ロシア語の先生が何かの用事で入ってこられて、その後授業の時に君は中国語も勉強しているのですか、いいことですねと褒められたことを思い出す。本当のことを言えば、どちらか1つに絞って集中的に勉強したほうがよいのだが、褒めておいた方が本人のやる気が増すはずだと判断されたのであろう。初級に続けて中級の授業を取ろうと思ったがうまくいかず、それで伸び悩むうちに勉強を断念してしまった。機会があればまた勉強してみようと思うが、その機会があるだろうか。

 大学院に入ってから日仏学館に通ってフランス語を勉強したが、途中でやめてしまった。その後、ラジオで何度かフランス語の時間を聴き、現在も勉強中である。勉強量をもう少し増やさないと、上達はおぼつかないのではないかと思っている。

 大学時代に一度、ラテン語の授業を受けたことがあるが、担当の先生の迫力に圧倒されて断念してしまった。その先生というのが2月2日の「小林標『ラテン語の世界』」に書いた水野有庸という伝説的な先生である。その後、何度か自分で本を読んで勉強した。だから先生の情熱の一端はやっぱり伝わったということかもしれない。何とか初歩の文献を読めるように、4月から勉強を再開するつもりである。

 就職してから長くスペイン(カスティーリャ)語を勉強していた。今は中断しているが、ラジオのフランス語の時間の前にスペイン語の時間をやっているのを聞くと、結構記憶に残っているという気がする。

 イタリア語を勉強しはじめた経緯は1月11日の「イタリアの作曲家ガルッピ」に書いた。ラジオの番組の内容は覚えているのだが、イタリア語そのものはあまり上達していないように思う。

 オランダ語と古典ギリシア語は英語で書かれた入門書を半分くらいまで読んだので、その程度の知識と理解はもっている。

 過ぎ去ったことを後悔しても仕方がないが、どちらかというとロマンス語の方に興味があるのにドイツ語を第二外国語に選択したこと、英語の教員免許をとらなかったことは失敗だったと思う。あまり興味の持てないことに無理に手を出す必要はないし、その一方で相対的に有利な可能性は利用すべきだと思うからである。いろいろな言語に手を出すよりも、いくつかに絞ってもっと徹底的に勉強した方がよかったと思う一方で、失敗は少なくなかったもののこれだけ手を広げたことによってそれぞれの言語にそれぞれの特徴があり、それぞれの難しさが身にしみてわかったのは悪いことではないと居直ることにしている。
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