日記抄(1月15日~21日)

1月21日(木)晴れ後曇り

 以前に京都大学時代に受けた外国語の授業の思い出を書いた際に、ロシア語の山口巌先生について大阪外後のご出身であると書いたことについて、先生は京都大学の言語学科のご出身であると訂正するコメントを頂いた。大阪外語出身であったのはもう1人のロシア語の先生であった植野修司先生の方であるとのことである。

 1月15日から本日までの間に経験したこと、考えたこと、ブログの補遺など:
1月15日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」で1月6日から本日まで放送された”Generation Z Rising"(Z世代の出現)は
The first batch of Generation Zers will be graduating from college soon. (Z世代の人の第一陣が、間もなく大学を卒業します。)
という状況を踏まえて、彼らがこれからのアメリカ(と世界)の社会に果たす役割についての期待と不安を取り上げた。Generation Xの子どもたちであり、2010年代にティーンエージャーになった彼らは、アメリカ社会が多様化した中で生まれ育ち、生まれ落ちたときからテクノロジーを介してインターネットにつながっているデジタルネイティブであることを特徴とするという。
 ビニェットの最後で、登場人物の1人が
Wait a minute, we've reached the end ofthe alphabet. What are we going to call the next generation? (ちょっと待ってください。アルファベットの最後まで来てしまいました。次の世代は何と呼びましょうか。)というが、次の世代の出現する時期まで私は生きていそうもないから、その点はあまり心配していない。むしろ講師の杉田敏さんがZを”Zedd"と発音し、パートナーのヘザー・ハワードさんが”Zee"と発音していたことの方が気になった。

1月16日
 NHKラジオ「攻略!英語リスニング」では”Hamlet"を取り上げた。シェイクスピアの有名な悲劇である。劇の最後でホレーショーがいう”Good nigth, sweet prince: And flights of angels sing thee to thy rest! "(お休みなされ、優しき王子よ。天使たちの歌が、汝を安らぎへと誘わん。)というセリフが感動的であったと結ばれていたが、原作は、まだこの後があって、ノルウェーの王子であるフォーティンブラスがデンマークの宮廷を訪れ、ハムレットを丁重に葬るとともに、後を片付けるように言って、ハムレットを惜しむ言葉を述べる。フォーティンブラスが登場すると、物語が複雑になるので、省く場合もあるようで、そのあたりをどう考えているのかも気になるところではある。

 紀伊国屋書店の横浜そごう支店でNHK「ラジオ英会話」、「攻略!英語リスニング」、「実践ビジネス英語」の2月号テキスト、諏訪哲二『尊敬されない教師』(ベスト新書)を購入する。

1月17日
 NHKEテレ「日本の話芸」で、1月9日に亡くなられた桂春団治師匠の「皿屋敷」を視聴する。10年ほど前の録画である。姫路の播州皿屋敷の井戸から夜な夜なお菊の幽霊が出るというので、それを見に出かける連中が引きも切らないという怪談のような、ふざけたような噺。師匠は非常にまじめな性格であったといわれるが、そういう人柄がよく出ていたと思う。

 この日のブログで浜野佐知監督の『百合子、ダスヴィダーニヤ』を取り上げたが、浜野監督がピンク映画の世界で多くの作品をつくっていることについて知らないまま、書いていた。そういわれてみると、映画が描いている世界の狭さが、そのためであるのかもしれないと思ったりした。

1月18日
 大雪で足元が悪かったが、それ以上に寒いのが体に応えた。

 NHKラジオ「まいにちフランス語」初級編では、今週、マルセイユを舞台としてスポーツの話題を扱う。パートナーのジャン=フランソワ・グラヅィアニさんによると
Marseille a toujours été une ville de commerce et d'échanges.(マルセイユはむかしから交易都市でした。)
それよりもまず港町であることをいうべきであろう。マルセル・パニョルの舞台劇「マルセイユ三部作」は、アレクサンドル・コルダ、マルク・アレグレ、パニョル自身によって、戦後はジョシュア・ローガン監督によって映画化されているほか、日本でも2度以上翻案・映画化されている。実際のところ、マルセイユは私が一番行ってみたいフランスの都市であるが、それはパニョルの劇の影響によるものらしい。

 NHKラジオ「まいにちイタリア語」入門編は、今週、”Una ricetta"(レシピ)という話題を取り上げる。イタリア料理に関係する単語が多く取り上げられて、楽しい週になりそうだが、身近なところに手ごろなイタリア料理店がないのが残念である。

1月19日
 ラジオ「まいにちフランス語」初級編の昨日の続き:元サッカー選手のジダンについて、
C'est à Marseille qu'il est né.  (彼が生まれたのはマルセイユです。)
とマルセイユの多文化性がジダンを引き合いに出して説明された。パートナーのジャン=フランソワ・グランヅィアニさんによると
Marseille a connu plusieurs vagues d'immigration successives : Italiens, Arméniens, Maghrébins ou Comoriens. (マルセイユには、イタリア人、アルメニア人、北アフリカの人たち、あるいは(インド洋にある)コモロ諸島の人たちが、次々に移民としてやってきました。)
ということである。ここでMagrébins(マグレブ人)が「北アフリカの人たち」と訳されているが、北アフリカの西の方のモロッコ、アルジェリア、チュニジアの人々について呼ぶ言葉で、同じ北アフリカでもエジプト、スーダン、リビアについてはこの呼び方をしない。以前にも書いたと思うが、ロンドンにあるMaghreb Bookshopという本屋に足しげく通ったりして、この地域には強い興味を持ち続けている。(ただ、アラビア語は全くダメ、フランス語もあまりできないので、十分な知識がなかなか得られそうもないのが残念である。)

1月20日
 NHK「ラジオ英会話」の時間に
I've get the housework slide. (家事はそのままにしている。)
という表現が出てきた。houseworkが「家事、家事労働」であるのに対し、homeworkは「家庭でする仕事、《特に》内職、宿題;《会議などのための》下調べ、予習」についていう。英国の学校を見学しているとhomework roomというのがあって、これは本来家庭でするはずの勉強が、家庭環境劣悪なためにできない児童生徒のために、設けられた部屋である。

 紀伊国屋書店横浜そごう支店でNHKラジオ「まいにちフランス語」、「まいにちイタリア語」の2月号テキスト、竹内真『ディスレスペクトの迎撃』(創元推理文庫)、西来路文雄・清水健一『素数が奏でる物語』(講談社ブルーバックス)を購入した。

1月21日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」の”Quote...Unquote"のコーナーで紹介された言葉:
To do common things perfectly is far better worth our endeavor than to do uncommon things respectably.
                       (from House and Home Papers)
----Harriet Beecher Stowe (American abolitionist and author, 1811-96)
(普通のことを完ぺきにやるように努めるほうが、普通でないことをそこそこやるように努めるよりも、はるかに価値がある。)
ハリエット・ビーチャー・ストウは『アンクル・トムの小屋』の著者である。
 
 
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