日記抄(8月27日~9月2日)

9月2日(水)午前中は雨が残っていたが、午後になって晴れ間が広がった。

 最近は秋霖の期間が長くなる傾向があるとどこかで読んだ記憶があるが、今年は8月の終わりから秋霖の雨が降りつづいている。なお、秋霖といわずに秋雨といいかえる傾向があるが、秋霖は春雨ではなくて、梅雨に対応する夏と秋の境を分ける雨なので、注意する必要がある。「秋雨じゃ、濡れてゆこう…」というわけにはいきそうもないのである。

 8月27日~9月2日までの間に経験したこと、考えたことなど:
8月27日
 NHKラジオ「実践ビジネス英語」には
As the Japanese saying goes: "Sit on a stone for three years" In other words, perseverance will lead to success.
(日本のことわざにもあるように、「石の上にも3年」ですよ。要するに、忍耐は成功につながるのです。)
という個所があった。
 念には念を入れよということで、『斎藤和英辞典』(日外アソシエーツ)で探してみたら、
Persevearance will not fail of its reward.
とあった。こちらのほうが日本語の表現のひだをよく伝えているように思うのだがどうだろうか。

8月28日
 この日をもって横浜駅西口ダイヤモンド地下街のかなりの店舗が閉店、あるいは改装のために閉店した。リニューアルは必要なことではあるが、最近では渋谷駅とその周辺の再開発のように必ずしも成功しているとは思われない事例も見られるので、西口のリニューアルについても今後の成り行きを慎重に見ていく必要がある。

8月29日
 既にこの日付の当ブログでも書いたが、NHKラジオ「攻略!英語リスニング」では”Mars"(火星)を取り上げた。1938年にH.G.ウェルズの『宇宙戦争』をオーソン・ウェルズがラジオ・ドラマ化した放送が米国の一部の地方でパニックを起こしたことについても触れたが、ドラマの一部の録音が残っていて、講師の柴原さんは聞いたことがあるが、大騒ぎになっても不思議はないほど迫真性のあるものだったということである。探して聴いてみてもよいが、多分、英語がわからないのではないか。

 そういえば、作家の都筑道夫の兄である落語家故・鶯春亭梅橋(1926-55)について、これも故人になった桂小南が語っていた思い出で、本職のアナウンサーを抱き込んで、動物園からゴリラが逃げましたという偽ニュースをラジオで流して、大騒ぎになり、警察から大目玉を食ったという話がある。逃げるもなにも、その頃の日本の動物園にはゴリラはいなかった…のである。

8月30日
 午前中、世界陸上の女子マラソンの実況中継の後半部分を見ていた。3人の代表選手が中盤まで先頭集団につけて健闘したが、後半になってアフリカ勢に引き離され、伊藤選手が7位、前田選手が13位、重友選手が14位という結果に終わった。団体戦というのがあれば、ケニア、エチオピアに続いて日本は3位になるのではないかと思ったが、上位2か国との差を縮めるのはかなり難しいように思われる。

 ニッパツ三ツ沢球技場で天皇杯の1回戦、横浜FC対tonan前橋の試合を観戦する。群馬県代表として天皇杯に駒を進めたtonan前橋は現在関東リーグ所属で、横浜FCから見れば格下のチームではあるが、このところリーグ戦では連敗続きであり、是非とも勝っておきたい相手である。そのことが主力の一部を休ませながらも、かなりの部分を先発させるという選手起用に現れていた。注目されるFWは本来MFの内田智也選手と、今シーズンいまひとつ実力を発揮していないFWの黒津勝選手を起用。ゴール裏の席で観戦したのだが、黒津選手への声援が盛んであった。チームの今後の浮沈を考えると、過去の実績のある黒津選手の活躍はどうしても欠かせないので、これは当然のことかもしれない。前半7分にゴール前での攻防から横浜の佐藤選手がシュートを決めて先取点を挙げ、37分には同じく松下選手がFKを決めて加点した。後半になるとなかなか得点が入らない、じれったい攻防が続き、31分には横浜ベンチがエースの大久保哲哉選手を投入することになったほどであるが、37分にゴール前で黒津選手のヘディングがゴール枠をとらえ、3点目を得て勝利を決定的なものとした。tonanも決して弱いチームではないので、駒落としで3-0での勝利はまずまずの結果であるが、イエロー・カード4枚というのが今後のことを考えると心配である。観客が1256人というのにはちょっとがっかりさせられた。天皇杯の紹介ビデオがスコアボードに流れたときに、1998年度の大会でフリューゲルスが優勝した場面で拍手が起きたのは、このチームの原点を忘れないサポーターが少なくないからだろうと思っている。

 平松洋子『ステーキを下町で』(文春文庫)を読み終える。今回は、日本各地に特色のあるうまい物を求めての食べ歩きの旅の斬ろう。編集者やカメラマンを随行させて遠出する取材よりも、日常生活の延長のような近場での取材のほうが平松さんらしいと思うのだが・・・。

8月31日
 NHK「ラジオ英会話」ではなぜか、尾崎紅葉の『金色夜叉』の中の貫一とお宮の話が出てきて、
They had a falling-out at Atami beach.
(2人は熱海の海岸で仲たがいをしたの。)
と語られていた。原作に即して言うと仲たがいをしたのは、熱海の海岸ではなくて、梅林であるということを飯沢匡が書いていた。『金色夜叉』の岩波文庫版をもっていたのだが、全部読まないで古本屋に売ってしまったので、海岸か梅林かという問題は確認していない。

9月1日
 NHKラジオ「入門ビジネス英語」は第41課「日本の食文化について語る(2)」で日本酒について説明されている:
Sake is a fermented beverage.
(日本酒は醸造酒です。)
 あるいは、
Unlike sake, shochu is distilled.
(日本酒と異なり、焼酎は蒸留してつくられたものです。)
 外国人に日本の食べ物や酒について説明する場合、あるいは実際に食事をする場合に、一般的な説明が自分の嗜好とは違っている場合もあるので、そのあたりが苦労するところである。外国からのお客さんの中には、自分は菜食主義者だというように、食事についての意向をはっきりさせてやってくる人がいるが、この点は見習うべきではないかと思っている。
 
9月2日
 NHK「ラジオ英会話」に出てきた英語のことわざ:
Two is company, three is a crowd.
(二人は仲間、三人では多すぎる。)
 落語の「三人旅」の枕でも同じようなことが語られている。洋の東西を問わず、こういうことには共通性があるらしい。
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