日記

3月1日(金)曇り、夕方以後雨が降りだしている。

 7時頃目を覚ます。フランス語の時間はシネマテーク・フランセーズのプログラム・ディレクターであるジャン=フランソワ・ロジェに日本映画について聞くシリーズの最終回。講師である梅本さんが日本映画の紹介を続けた彼に、日本映画の中から5つ作品を選ぶとどうなるかという質問をぶつけている。溝口の映画から5本ならば楽に選べると言いながら、彼が選んだのは『山椒大夫』(溝口健二)、『七人の侍』(黒澤明)、『東京物語』(小津安二郎)、『山の音』(成瀬巳喜男)、あとの1作品はより若い世代から選ぼうということで『儀式』(大島渚)を挙げて、全部の作品を支持する訳じゃないけれども吉田喜重の作品も好きだと言って『秋津温泉』を挙げ、5つ以上になったと認めたので、梅本さんがもう1本選んでもいいよというと、三隅研次の『座頭市』シリーズの第1作を挙げていた。古典的な名作がどうしても入ってしまう選択の中に、自分の好みをどのように滑り込ませるか・・・と苦心しているところが面白い。

 パートナーのエレオノール・マムディアンさんが、これとはまったく対照的に自分の好みだけで5作品を選び(『チゴイネルワイゼン』、『ションベン・ライダー』、『按摩と女』、『安城家の舞踏会』、『その場所に女ありて』、さらに2本ということになると『バージン・ブルーズ』、『色情姉妹』)の各品を列挙した(昨日の放送でエレオノールさんはルイ・ド・フュネスの映画がフランスではよく上映されるが、日本では見かけないと言っていたが、1960年代の後半から1970年代の前半の日本ではよく上映されていた。たぶん彼女が生まれる前のことである。)
 
 梅本さんが選んだのは『近松物語』、『秋日和』、『乱れ雲』、『新宿泥棒日記』、『東京ソナタ』ということであった。封切りと同時に見るか、名画座やシネマテークの回顧上映で通時的に見るかということによって映画の評価はかなり違ってくると思うので、ベスト作品を選ぶのはかなり難しい。それにどのような作品をベストとして評価するかという問いに答えるのも面倒である。私が選ぶと、通時的にみた映画ということで、『裸の島』、『黒の試走車』、『真田風雲録』、『圧殺の森』、『飢餓海峡』ということになるだろうか。同時代的にみた映画を入れろということになれば、『圧殺の森』を省いて、『反逆のメロディー』、『飢餓海峡』に代えて『津軽じょんがら節』を入れようと思う。

 イタリア語の時間は子どもによる、子どものための音楽祭であるZecchino d'Oro(ゼッキーノ金貨)について。いきなり、Volvevo un gatto nero. (黒猫が欲しかった=日本では、『黒猫のタンゴ』として流行)が流れてきたので、驚いた。この音楽祭で歌われたのがヒットのきっかけになったようである。

 これでフランス語、イタリア語ともにテキストの2月号の内容を終える。

 昨日書いたように、2月は10冊の本を読んだ。昨年の2月は8冊だったので、少し増えているが、1月からの累計では遅れをとっている(昨年は18冊、今年は16冊)。『日本の産業革命』は読み終えたが、『ジェイン・エア』、『フリント船長がまだいい人だったころ』は読み終えないままである。2月に買った本の中では、中川智香子『経済ジェノサイド フリードマンと世界経済の半世紀』、柳田国男『海上の道』、河野淳『ハプスブルクとオスマン帝国―歴史を変えた<政治>の発明』をまだ読み終えていない。まあ、これから頑張ることにしよう。と、言いながら、本日、柳田国男『小さき者の声』、益田ミリ『銀座缶詰』、安藤幸代『ニューヨーク料理修行!』を買っている。全部読み終えることを目指して、とにかく、頑張ろう。

 昨年の2月は11本の映画を観たのだが、今年は3本に留まった。1月からの通算も昨年の13本に比べて11本に留まっている。まあ、先は長い。いい映画が集中して上映されるときと、そうでない時があるので、焦ることはない。とりあえず『世界にひとつのプレイブック』を見に行こうと思っている。(なぜか、アカデミー主演女優賞の受賞作品を見に出かけることが多い。)

 3月3日からJリーグが始まる。J2の横浜FCのホーム・ゲームはできるだけ見に行くつもりである。山口素弘監督の采配がいい結果を生みだすことを期待している。日程の調整が難しそうだがJFLのYSCCの試合もできるだけ見に出かけるつもりである。J3を発足させるのはいいが、試合のためのチームの移動のための交通費をどうするかが気になるところである。サッカーについてはあまり書かないつもりだが、どうしても筆が(キーをたたく指が―であろうか)滑るところがある。
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